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61歳・薬膳講師の清水耀尚子さんが伝授!「梅雨時期のむくみ・頭痛に効く」薬膳茶レシピ【50代の仕事始め#4後編】

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やりたい仕事の見つけ方などヒントがいっぱいの「50代の仕事始め」。お話をうかがったのは、自分の体調不良をきっかけに、薬膳、そして中医学に目覚め、教室を開くまでになった清水耀尚子さん。第3回は、梅雨の時期におすすめの薬膳茶のレシピもご紹介!

▼前回はこちら▼

54歳で薬膳教室をついに開く「無愛想だった息子が、友人に私を自慢してくれました!」【50代の仕事始め#4中編】

生徒さんが元気になるのが喜び

薬膳教室のスタートから、今年で8年になる清水さん。

アメリカにいたころのセラピーで、「人と話すことが好きで、頼られると放っておけない、そして“食べる”ということに、とっても興味がある」と気づいたという清水さん。

実際この教室では、「人と話す」(体調や食事の話をしっかり語り合う)と「放っておけない」(生徒さんの不調や日々の生活に寄り添う)を、“最高のパフォーマンス”で発揮しているようですが、お仕事のやりがいはどんなところにあると感じているのでしょう。

「薬膳を学び始めた生徒さんたちが、どんどん元気になって、輝いていくところです。
身体が整ってくると、みなさん、心も自由にいきいきとして、目がキラキラしてくるんですね。

基本的に月1回の講習ですが、お話を伺うと毎日の生活の中で薬膳を楽しんでいることが伝わってきて、見守るこちらも幸せな気持ちになります」

そして清水さんと同じように、生徒さんも自分のケアだけでなく、家族や周りの方にアドバイスしたり、お仕事に生かしたりしているそうです。
そんな姿を見てまた清水さんも嬉しくなり、という、好循環が生まれているようです。

「生理痛や更年期や、みなさん何かしらの不調を抱えていて、救いを求めて来てくださる場合が多いので、昔の自分とも重なります」

今日食べて、明日からパッと変わるというものではありませんが、じわじわと体調が良くなっていくのを感じられるので、みなさん続けて通って来られるのでしょう。

61歳・薬膳講師の清水耀尚子さんが伝授!「梅雨時期のむくみ・頭痛に効く」薬膳茶レシピ【50代の仕事始め#4後編】(画像2)

清水さんの朝ごはんは、決まって薬膳粥。「具を変えて毎朝食べています!」写真は初級の料理教室『梅雨の薬膳』で紹介した雑穀のおかゆ。

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疲れやすい、手指がこわばる、汗をかきやすい……。これまで経験したことのない体調不良に戸惑う時期ですが、この時期の不調は「これって更年期?それとも単なる老化?」と判断がつきにくいものも多く、どう対処すればいいのか不安を抱える人も多数。

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薬膳で健康に年を重ねていきたい

また清水さんが学んだ中で、いちばん興味をひかれたのが“女性のための薬膳”だったそう。

「生理不順、妊活、更年期など、ライフステージによって変わっていく女性の不調を少しでも楽に、健やかに過ごして欲しい。それは私にも娘がいて、彼女の成長に合わせていっしょに悩んだり、勉強したりしたからなのですが。

多くの女性が悩むこういった問題も、食事やお茶で改善できる場合があるんだよ、と広く伝えて行けたらというのが希望です」

さらに今後は高齢のご両親のケア、自分の加齢に向き合う必要も出てくるはず。
これからの体調の変化も未知の世界です。

「そんな不安もあるけれど、薬膳を取り入れることで健康に年を重ねていけたらいいなと思っています。
女性の人生は、更年期後もまだまだ長いです。

毎日の食事で身体と心を整えて、日々健やかに、自分らしく過ごしていきたいですね。

61歳・薬膳講師の清水耀尚子さんが伝授!「梅雨時期のむくみ・頭痛に効く」薬膳茶レシピ【50代の仕事始め#4後編】(画像3)

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