「ずっとやらなきゃ」を卒業。スマホと光回線を見直して年間10万円減【中道あんさん】
「人生100年時代」と言われる今、50代後半から60代は、これからの時間をどう過ごそうかと考え始める頃。まだまだ先は長い。だからこそ、のんびり隠居はもう少し先にとっておいて、今のうちに“できること”を始めておきたいものです。トップブロガー中道あんさんが今回語るテーマは——。長年の懸案事項「格安スマホに変える」に一歩踏み出します。
「格安スマホに変える」長年の懸案事項に一歩踏み出す
皆さんにも「変えたほうがいいんじゃないかなぁ」「でも面倒くさいなぁ」「でも大丈夫なのかなぁ」そんなものはないでしょうか。
私にとってそれがスマホキャリアを格安スマホに変えることです。10年ほど前、「格安スマホ」が誕生したとき、安くなるのは魅力的だけど通信速度はどうなんだろう?と少し不安がありました。
そこから大手キャリアも、自社の早い電波とブランド名のまま、手続きだけネットにして劇的に安いプランを作ったのです。今では、大手キャリアから電波を借りて使うものや、大手キャリア自身が出している格安プランなど、選択肢も増えています。けれどそれらを一括りにして、「安かろう=悪かろう」というロジックを頭の中で作ってしまったのです。
私自身「年金+10万円の仕組みを作る」という連載を持っていますが、まずは不要なお金を作らない、持たないという基本的なことがあってこそだと思っています。
つい先日、日本年金機構から年金請求書が届きました。63歳から受け取れる「特別支給の老齢厚生年金」が始まります。それを見ながら、「これからは入ってくるお金だけでなく、出ていくお金も見直そう」と思ったのです。そして、ずっと先送りしていた格安スマホへの変更を決めました。ただし、大手キャリアのセカンドブランド(格安プラン)を選ぶことに。
この連載が配信される頃、私はウイーンでひとり旅をしているところです。その旅に必要不可欠なアイテムは、なんといってもスマホなんです。スマホがなければ、海外ひとり旅なんか恐ろしくてできません。これまで、「Wi-Fiレンタル」→「SIMカード入れ替え」→去年のポルトガル旅行では「携帯会社の海外プランに切り替える」まで進化しました。
私的にはすごく楽になったなぁ、と感激。「でも、うまく繋がらない…」。そんなトラブルを横目に、一緒に行った友人は、「現地に着いたら設定を一つ換えるだけ」で、すんなり電波を自動でキャッチしていました。その時思ったんです。格安プランなのにキャリアより便利だ。これが、格安プランにどうしても変えたい理由の一つでした。
それでも半年以上、乗り換えられませんでした。理由は簡単です。スマホのことは、いつも店頭でやってもらってきたからです。私が変えたかったのはネット専用プランだったので、自分で手続きしなければなりません。「わからなかったらどうしよう」「失敗したら困る」——そんな思いが先に立ってしまったのです。私たちの年代には、案外こういう思考の癖があるのかもしれません。でも今回ばかりは、旅行の前には必ずプランを変えなきゃと焦っていました。
そんなとき、大手家電量販店へ、タブレット端末を見に行ったときのことです。iPadが並べられたテーブルの上で、品定めをしていると店員さんに声をかけられて、話し込んでいるうちに……。なんと、「今なら、店頭で乗り換えできます!」と提案してもらったのです。まるで棚からぼた餅が降ってきたかのよう。なんてラッキーなんだ。
