61歳・薬膳講師の清水耀尚子さんが伝授!「梅雨時期のむくみ・頭痛に効く」薬膳茶レシピ【50代の仕事始め#4後編】
梅雨の時期にぴったりな薬膳茶
最後に、清水さんに教えていただいた薬膳茶のレシピをひとつご紹介します。
雨の日が続いて湿気の増すこの季節は、むくみや頭痛、身体の重だるさなどの身体の不調や、気持ちの落ち込みが出やすいもの。
心地よく毎日を過ごすポイントは、消化を労って、水の代謝を良くすることだそうです。
「ハトムギ、とうもろこし、冬瓜など水の代謝をよくするものや、香りの良いものをお食事に取り入れてみてください。とうもろこしはヒゲの部分も食べられますよ!
またこの季節は、冷たいもの、生もの、甘いものは控えめにして、消化の良いお腹にやさしい食事をとったり、身体を動かして汗をかくことも大切です」と清水さん。
梅雨のあとに続く猛暑に備えるためにも、体調を整えておきたいですね。
梅雨の薬膳茶
身体の余分な水分を排出してくれる、とうもろこしのヒゲやハトムギ茶に、消化を整える陳皮と、暑さ対策の菊花を組み合わせた、やさしい味わいのお茶です。
【分量:マグ1杯分 】
とうもろこしのヒゲ…小さじ1
はと麦茶…小さじ1
陳皮…1辺
菊花…3個(冷えのある方は要りません)
※材料は、中華食材店、ネット通販などで購入できます。
【いれ方】
①茶材を出汁パックなどに入れてマグに入れ、熱湯を注ぎます。
②5分ほど置いて出来上がりです。
③2、3回、お湯を足して飲むことができます。
「少し煮だすと、さらにまろやかに召し上がれますよ、ぜひお楽しみくださいね!」
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PROFILE
清水耀尚子(よしこ)さん・61歳。薬膳講師。
大学卒業後メーカーに勤務。1992年、イギリス赴任になったご主人に帯同するため退職。5年滞在した同地では、イングリッシュガーデンの美しさに感動し、インテリア誌で花関連の連載を持ち、書籍も出版。2006年には再度アメリカへ。駐在中のある出会いから食の大切さに目覚め、帰国後、薬膳に巡り合う。その後、薬膳、中医学の資格もとり、自宅で開いている薬膳料理教室「ブルーミングロータス」では、資格取得コースも開講。家族は60代のご主人と、独立した20代のお子さんが二人。
HP:https://bloominglotuscc.amebaownd.com/
教室Instagram: @blooming_lotus_yakuzen_
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