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人混みを避けて【小さな美術館】2選。年間750件もの取材をこなすアートライターのおすすめ

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ゆうゆう編集部

【京都府】アサヒグループ 大山崎山荘美術館

歴史薫る洋館と豊かな自然に包まれた静謐なアートの聖地

実業家の加賀正太郎氏がかつて建築した別荘「大山崎山荘」を修復し、建築家・安藤忠雄氏設計の新館「地中館」「山手館」とともに公開している。民藝の名品やクロード・モネの「睡蓮」の連作などを展示。

Naomi’s Point

財界人の邸宅とコレクションを受け継ぐ素敵な美術館です。緑の木々と石造りの建物との対比が美しく、紅葉時期もおすすめ。京都駅から最寄り駅までJRで約15分の穴場です。

京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
☎075-957-3123(総合案内)
開館時間/10時~17時
休館日/月曜日(祝日の場合は翌火曜)、臨時休館、年末年始
入館料/企画展ごとに異なる
https://www.asahigroup-oyamazaki.com

京都駅からアクセス良好の穴場スポット

人混みを避けて【小さな美術館】2選。年間750件もの取材をこなすアートライターのおすすめ(画像7)

天王山の中腹で、木津川・宇治川・桂川を望む本館。大正~昭和初期の洋風山荘建築としての文化的価値も高い。

洋館で美術品を眺める贅沢な時間

人混みを避けて【小さな美術館】2選。年間750件もの取材をこなすアートライターのおすすめ(画像8)

本館では朝日麦酒株式会社の初代社長・山本爲三郎氏が支援した民藝運動ゆかりの作品を展示。

モネ「睡蓮」の作品世界に浸れるひととき

人混みを避けて【小さな美術館】2選。年間750件もの取材をこなすアートライターのおすすめ(画像9)

約5500坪の庭園内には、新館に常設展示されているクロード・モネの「睡蓮」を思わせる小さな池も。

【Check】「美術館で大航海! ~コレクションをたどって世界一周~」

人混みを避けて【小さな美術館】2選。年間750件もの取材をこなすアートライターのおすすめ(画像10)

《泥絵 オランダ船図》18世紀頃 アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵

中国、西欧などのコレクションを通じ、大海原へ向かい時空を超えた旅行をするような体験ができる。
会期/9月20日~12月7日
入館料/一般1300円

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取材・文/武田純子

※この記事は「ゆうゆう」2025年9月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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