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作家・角田光代さん流「50代のひとり旅」の極意!おすすめ国内スポットと海外デビューに向けたアドバイスも

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ゆうゆう編集部

20代からひとり旅で世界各地を回ってきた作家の角田光代さん。今回は、雑誌「ゆうゆう」読者の旅にまつわる疑問や悩みに、お答えいただきました。

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>>【50代からのひとり旅】作家・角田光代さんが20年ぶりに行った気ままなひとり旅のスタイルとは?

お話を伺ったのは
角田光代さん・作家

かくた・みつよ●1967年神奈川県生まれ。
90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。2005年『対岸の彼女』で直木賞受賞。他の著書でも数々の文学賞を受賞。
『八日目の蟬』『紙の月』は映画化され話題に。
15年からは5年をかけて『源氏物語』の現代語訳に取り組み、21年読売文学賞受賞。
近著に『方舟を燃やす』『韓国ドラマ沼にハマってみたら』他、著書多数。
30代後半からマラソンを始め、国内外の大会に参加している。

角田さん、旅の疑問や悩みについて教えてください

「そろそろ海外に行きたい、でもちょっと不安も」という読者からの質問に角田さんからアドバイスをいただきました。

Q ひとり旅に出る勇気が出ません。不安が大きくて

A まずは国内の行きやすい所から始めてみましょう

私はコロナ禍のとき韓国ドラマにハマり、韓国は行くだけで感動します。そんな「推し」目的の旅はいかがですか。ひとりの食事が不安なら、ホテルのレストランでも、お総菜を買って部屋で食べてもいいですし。

Q 身軽な旅支度のコツを教えてください

A 移動を考えて荷物は少なくし、足りなければ買う

今はどこでも何でも買えるし、荷物が多いと移動がつらいのでコンパクトに。私の場合は現金、スマホ、充電器。着替えは1週間なら上を2枚、下は着替えなし。足元は普段はいているスニーカー。ガイドブックに小説3冊。

Q コロナ後、旅がおっくうになってしまいました

A 行きたい気持ちがあるなら、今行かないと!

旅は面倒だし疲れるし、行きたくないなら行かなくても楽しく過ごせると思います。でも、少しでも行きたい気持ちがあるなら、出かけましょう。パックツアーでもひとり旅でも、いろんな形があるので自分に合ったスタイルで。

Q 旅の情報はどんなところから得ていますか

A ネット情報よりも読み慣れたガイドブック

ガイドブックからがほとんどです。若いときから『地球の歩き方』が定番。おしゃれな写真がいっぱいのムックタイプのガイドブックも買いますが、使い方がわからないので持っていきません。危険情報はネットで確認します。

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