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「2万円で1本よりも、3本で2万円」が女性のホンネ。巣鴨でバズリ中の【老眼鏡専門店】に潜入!

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ゆうゆうtime編集部

巣鴨におしゃれな老眼鏡専門店が出来たと聞き、いそいそ出かけた「ゆうゆう」編集部50代ライターのT。老眼鏡の専門店ができるまでのいきさつなど取材をしていましたが、ずらりと並んだかわいいめがねを見ていたらテンション爆上がり! もう欲しい、買いたいが止まらなくなったTが、本気で購入するまでのレポをお届けします。

2万円の老眼鏡1本より、2万円で3本欲しい!それが女性のホンネ

「えがお老眼鏡」の店内に並ぶのは、ボストン型やウェリントン型といったトレンドを意識したものや、個性的なフレームも多数。
クリアカラーやピンク、オレンジといったポップなカラーのフレームは、見ているだけで心が踊ります。

「あら、これ素敵かも」

ふと手にしたその老眼鏡の価格を見て、「えっ、嘘でしょ!?」と思わず声が出てしまいました。
店頭に並ぶ老眼鏡の多くが、2980円〜5000円という手頃な価格帯だったのです。

「男性はめがねにこだわる方が多く、フレームが何万、レンズが何万で5万〜10数万円かけて作られます。
ですが、女性は高価なメガネを1本だけというよりは、『その日の気分やファッションに合わせて老眼鏡もコーディネートして選びたい』という方が多いんです」
(「えがお老眼鏡」スタッフ・小林愛さん)

私がはじめて買った老眼鏡は、某有名めがねチェーン店でのセミオーダーで、2万5000円ほど。
これでも安い方だとは思いますが、同じ価格で2本目、3本目の老眼鏡を買うなんて、これまで考えてもみませんでした。
あっ、だから何にでもあう、無難なデザインを選びがちになるのか。

ちょっと違うデザインのめがねが欲しいというのは分かりますが、
数本も必要なのかな? ふと疑問がよぎりました。

「老眼鏡は、一日中かけっぱなしにする近眼用めがねとは違い、必要な時にだけ使うものです。『寝室用、リビング用、そして持ち歩き用』と、生活シーンに合わせて複数持つ人も多いですよ」(小林さん)
なるほど。
老眼鏡をよく使う場所やよく使うバッグに入れておけば、「あっしまった! 忘れた」とか、「どこいった?」と慌てて探すことがなくなるかもしれませんね。

「価格を気にせず、「こっちもいいな」「これもかわいい」「あの服にはこれが合いそう」と迷う時間を楽しみながら選んでほしいです。
それに、この価格帯だからこそ、遊び心のあるデザインにも挑戦できると思います」

実際に、最後まで2本で迷われて、『安いから両方買っちゃうわ』というお客さまも多いようです。
うん、この価格なら迷ったら買っちゃうかも。

親世代へのプレゼントとしても人気

巣鴨からとげ抜き地蔵を超えて、さくらトラム(都電荒川線)「庚申塚」方面へ。
商店街にある小さなお店、「えがお老眼鏡」には、40代後半から50代、60代の老眼を意識し始めた世代のお客さんが吸い込まれるように入店していきます。

意外なことに、InstagramやTikTokを見た 20代や30代の若い世代の来店も多いのだとか。
こちらは「親や祖父母へのプレゼントに」と購入されていくそう。
でも若い子ども世代で、親の老眼鏡の度数まで知っているのでしょうか?

「送る相手の度数が分からない場合は、度数に関係のないルーペタイプが人気ですね」

かわいいめがね型のルーペを手にとり、教えてくれました。
確かに。お菓子や化粧品のパッケージ表示など、ルーペタイプがあるとちょっと便利だと思うときがありますよね。
かゆいところに手の届く商品ラインナップ!

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