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1Kの部屋で60代からの再出発!刺繍と猫とガーデニングで「小さな幸せが見つかる今が最高」

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ゆうゆう編集部

「はじめたこと」は何ですか?

スマホ依存症にならないように本を読もうと、図書館通いをはじめました

「デイサービスに通う実母から、元気な人はみんな新聞などの活字を読んでいると聞いて、スマホの代わりに本を読もうと図書館に通うようになりました。特に感銘を受けたのはターシャ・テューダーの本。言葉のひとつひとつに重みがあって励まされました」

子どもたちを安心させたくてはじめたユーチューブ。日記を残す感覚で楽しんでいます

soraさんを心配する子どもたちに、元気な姿を見てもらおうと思ったのが動画投稿のきっかけ。

以前開いていた刺繍教室では、教材用に手元の動画を撮ることがあり、「今までやってきたことが花開いたんじゃない?」という友人の言葉がうれしかったそう。

「迎えたもの」は何ですか?

家財道具ゼロから再出発。せっかくならとかわいい家電を新調

レトロなデザインのトースターと電気ケトルは「Toffy(トフィー)」のもの。ユーチューブの視聴者にもメーカー名をよく聞かれるとか。

「引っ越して来たときは家具も家電もゼロ。せっかくならかわいいものを買って、今後の暮らしを楽しくしたかったんです」

以前から好きだったガーデニング。 鉢花を買ってこぢんまりと続けています

以前の一戸建ての住まいではガーデニングを楽しんでいた。今もマンションのバルコニーで鉢花を育てている。

「花や観葉植物はなくても暮らしていけるけれど、私にはなくてはならないもの。植物に触れると呼吸がラクにできる気がするんです」

さびしさを感じないのは保護猫「姫」を迎えたおかげ。人生が変わるほどの大きな存在に

保護猫を迎えようと出向いた自治体の譲渡会では、年齢を理由に断られてしまったが、「民間団体のサイトでこの子を見つけて、3日後には一緒に暮らしていました」。

七夕の日に保護されたと聞き「織姫」と名付け、「姫ちゃん」が愛称に。

Profile

soraさん
そら●ユーチューバー 1961年茨城県生まれ。短大卒業後、幼稚園などに勤務したのち結婚。専業主婦のかたわらトールペイントなどの講師を続け61歳で離婚。現在は「soraさんの小さな暮らし」と「sora さんの手芸のある暮らし」の2 つのユーチューブチャンネルを運営。30代の娘と息子がいる。

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撮影/土屋哲朗 取材・文/志賀朝子

※この記事は「ゆうゆう」2025年12月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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