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中高年女性の「指に力が入らない」「ふたが開けられない」へバーデン結節にも!【10秒神経マッサージ】とは?

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富永 喜代

「指に力が入らなくてペットボトルのフタが開けられない」という経験のある方は必読! 痛みの専門家・富永喜代先生の話題の新刊『「キャップが開けられない」「指が痛い・こわばる」人のお助けBOOK』から、一部抜粋してお届けします。第1回は中高年の女性に多い「へバーデン結節」。

手指の第1関節に症状が現れる「へバーデン結節」

「へバーデン結節」は、手指の「第1関節」に痛みや腫れ、しびれ、変形などの症状が現れる病気です。患者数は、女性を中心に国内で300万人以上に上りますが、その原因は、実はまだよくわかっていません。

へバーデン結節はレントゲンによって診断がつくことが多く、指の第1関節が変形していたり、関節のすき間が狭くなっていたり、骨に「骨棘(こっきょく)」というトゲのようなものができていると、へバーデン結節という診断になります。

関節のすき間が狭まると、関節内で骨や軟骨がぶつかり合って「骨棘」ができるのですが、この骨棘が神経を刺激するため、痛みが生じるのです。

痛みが出ることによって「ペットボトルのふたが開けられない」「箸が持てない」など、これまで当たり前にできていた動作がだんだんと難しくなり、日常生活に支障が出てきて、生活の質自体に大きな影響をもたらします。

へバーデン結節は指の「第1関節」に起こる病気

●手指の第1関節に痛みやコブ、変形が現れる
●指を動かすたびに痛む、しびれる
●指に力が入らなくなり、うまく動かせなくなる
●痛くて仕事や家事に支障が出てくる

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