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話し上手は間を制す!聴衆が100人以上でも効く奇跡の声トレ「間」の効果とは?

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秋竹朋子

間を取って話すと相手が話に集中してくれる

私が小学生のとき、生徒が教室で騒ぎ出すと「静かにしなさい」と大声で叫ぶのではなく、急に黙り込む先生がいました。ずっと話していた先生が突然黙ると、生徒たちは「どうしたんだろう」と不安になり、教室が静かになるのです。

今思えば、この先生は上手に間を使っていたことがわかります。話している最中に相手の興味がなくなってきたと思ったら、少し沈黙。聞き手は不安になり、あなたの話に集中してくれるでしょう。

また、次に話すことのインパクトを強めてくれるのも間です。例えば、
「みなさん! これから大事なポイントをいいますよ。……(間)……それは……」
といわれると、大事なポイントを聞き逃さないように、次の会話に集中します。

このテクニックをうまく使っていたのが、アップル社の創業者であるスティーブ・ジョブズ氏。聴衆の気持ちが自分に集中してきたところで、かなりの間を入れていました。

間を上手に使えるようになると、プレゼンやスピーチ、また2人きりの会話の中でも、相手の気持ちをこちらに向けることが簡単にできるようになります。

特に人前で話すときに緊張すると、早口になりがちです。早口になれば言葉も噛みやすいし、滑舌も悪くなります。

そんなときは「フレーズが途切れるところで、しっかり間を取る」ことに意識を向けてみましょう。それをすることで緊張していても早口にならず、噛んだり、言い間違えたりすることも少なくなります。

この間を取る長さは、聴衆の人数によって変わります。話を聞いてくれる人が数十人の場合は1秒が目安。ひざをポンとたたく程度の間です。聴衆が100人以上集まる大きな会議や講座なら、2秒くらい間を取っても気になりません。

愛の告白をするような一対一の大事な場面では、1秒の間が愛の言葉を際立たせます。もちろん、きっとよい結果になると思いますよ。

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※この記事は『一瞬で相手を引き込む奇跡の声トレ』秋竹朋子著(Gakken刊)を、ウェブ記事用に再編集したものです。

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