現代はふざける大人が少ない!「日本のおばさん像を楽しくしたい」動画に込められたメッセージとは?【YouTuber・しっぽじかんさん】
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ゆうゆうtime編集部
50代、主婦、元CA、保護犬含む6匹とともに暮らす人気YouTuberの「しっぽじかん」さん。50代ならではの美容悩みあるあるや、プチプラコスメを使ったメイク法などを、ふざけた動画(笑)と、巧みな話術で発信しています。第四回では、しっぽじかんさんが「ふざけたおばさん動画」を発信し続けるその真意や、悩みや生きづらさを抱えている女性に向けたメッセージを伺います。
丁寧な暮らしをいじったりもするけど、実は私も丁寧な暮らし、大好きです(笑)
――「丁寧な暮らしなんて、白湯さえ飲んでおけばいい」と言い放っている動画が個人的にツボでした。50代女性の本音を代弁してくれているようで、スカッとしました。
ありがとうございます。でも実は私も、もともとは「丁寧な暮らし」に憧れていた一人でして(笑)。今も趣味はガーデニングだし、庭で取れたハーブを食事にちょこんと飾ったりもします。最近はホイップスチーマーを手に入れたので、それでホイップしたミルクを乗せたカモミールティを飲むのが幸せな時間です(笑)。
――めちゃくちゃ「丁寧な暮らし」じゃないですか!(笑)
でしょ(笑)。やっぱり憧れますよね。私が言いたいのは、「丁寧な暮らしなんてくそくらえ!」ということではありません。丁寧な暮らしにとらわれて、自分が苦しくなるぐらいだったらやめましょう、ということ。私も鉄瓶で白湯を沸かすのは、早々に諦めました。鉄瓶はね、時間がかかりすぎるから(笑)。
おばさんになったら楽だよ、ということを伝えていきたい
――しっぽじかんさんがふざけた動画を配信するのは、娘さん世代へのメッセージが込められていると伺いました。
そうですね。娘やその友人たちと接していると、悩みを抱えている子や苦しんでいる子がとにかく多いことに気づいたんです。将来への不安だったり、親との関係だったり、原因はさまざまですが、みんなそれぞれ大きなプレッシャーを抱えている。いい大学に入って、いい会社に就職して、そのためには海外に行ってボランティアをしなきゃいけなくて…。そして、いいパートナーに巡り合わないといけない。そのルートだけが唯一の正解で、そこから外れるのが不安。聞いてみると、そんな女の子たちがたくさんいるんですよね。
――決まったルートから外れるのが怖いという…。
私自身も若い頃、女であることでたくさん嫌な目に遭いました。痴漢もされたし、セクハラもされた。学生たちが必死になって就活をしている姿を見ると、そんなおじさんたちがふんぞりかえっている会社にわざわざ就職しなくてもいいじゃないか、と思うんです。若い世代には選択肢がたくさんあるぞ、ということを伝えたい。そのためには、大人がもっとふざけなくてはいけない、と本気で思っています。
――大人がふざけることが、若い子たちの救いになると。
はい。ふざけることで、「おばさんになったら楽よ。モテを考えなくていいし、好きなことを好きなだけできる」という、良い意味での逃げ道を若い子たちに提示したいと思っています。「おばさんは楽しい!だから今を頑張って乗り越えて」と伝えることが、しっぽじかんの使命だと思っています。
――それは、同世代のおばさんにとっても希望となりますよね。
そうだとうれしいです。おばさんになってまで「丁寧な暮らしをしなきゃ」とか「家のことを100%こなさなきゃ」となったら、しんどいじゃないですか。家は気を抜くところなんだから、頑張らなくていいんです。
同時に、私のメッセージは、子供にプレッシャーをかけすぎているお母さんたちにも伝わったらいいなと。子育てに悩んでいる人にも、私のふざけた動画を見て「なーんだ、こういう50代でいいんだ」と思ってもらえたら、してやったりです。
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