「父親は子どもの友だちを3人言える?」上野千鶴子が問う“育児のジェンダーギャップ”と、もう我慢しないヒント
男女格差が埋まらない要因
世界経済フォーラムが毎年、「ジェンダーギャップ指数」を発表している。2025年の日本は、前年と同様、148カ国のうち118位。日本で男女格差が埋まらない要因はどこにあるのだろうか。
「前よりはよくなってはいるんですが、日本の変化が遅いせいです。なので、その問いは“なぜ日本の変化が遅いのか”という問いにつながります。
私は、諸外国の人々にこう説明しています。格差にはジェンダーの他に人種や階級という要素がある。例えば、アメリカでは白人の同一人種集団内のジェンダーギャップは縮まりましたが、人種間格差が大きい。
他方、アジアでは階級間格差が大きいので、育児や介護を階級が低い人々へアウトソーシング(外部委託)できます。日本ではそのどちらの選択肢もありません。
移民労働者が少ないし、階級格差もそれほど大きくない。したがって、すべてのしわ寄せが女性に集まるんです。ジェンダーだけの問題ではなく、人種と階級も絡んでいる問題です」
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