「むせる・滑舌が悪い」は危険信号?【オーラルフレイル】の危険度チェックと対策法
オーラルフレイルの危険度をチェック
チェック結果
合計0~2点…オーラルフレイルの危険性は低い
合計3点…オーラルフレイルの危険性あり
合計4点以上…オーラルフレイルの危険性が高い
Tanaka T, Iijima K. J Gerontol A Biol Sci Med Sci, 73, 2018.より
オーラルフレイルで要介護リスクは上昇します
口の中を清潔に保ち、噛む力を維持する
「予防・対策の第一は、口の中を清潔に保ち、しっかり噛める歯を維持すること。歯周病が進行すると歯茎が弱って、歯を失うことになるので、朝と寝る前、最低2回は丁寧に歯を磨いて適切なケアをするのが基本。痛みやトラブルがなくても、半年に一度は歯科医に通い、口の状態のチェックと専門的なクリーニングを受けましょう。なお、生涯自分の歯で食べられるのが理想ですが、歯を失って義歯の場合でも口に適合してきちんと機能していれば問題ありません」
「肉が噛みづらい」という状態になった場合は?
「噛む力を鍛えることは大事ですが、噛めないといつまでも口の中にとどまり、危険な場合も。食事はオーラルフレイルの進行具合によって異なるので、歯科医のアドバイスを仰ぎましょう」
次の記事では、食べる機能だけでなく、発声にも関わる唇や舌、喉などの筋肉を鍛える口腔体操を紹介しよう。
【Column】食事を楽しむコツ。 おすすめは“隠し包丁”
「『肉が硬くて噛みにくい』場合は、隠し包丁を入れるのが一案。食感が軟らかくなりますし、味も中まで染みておいしく食べられます」。野菜スープや豆腐ハンバーグなど噛まなくてもいいメニューばかり食べていると、噛む力はさらに衰え、たんぱく質不足にも。
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イラスト/タナカユリ
取材・文/村瀬素子
※この記事は「ゆうゆう」2026年5月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
