実家の片づけは「自宅」とは違う? 玄関1時間からの実家じまい
親の現状&片づけタイプに合わせた対応を
親の姿を観察し、傾向の把握を
片づけにあたって、親世代の価値観を知る、という話をしましたが、親の今の様子を把握することも重要です。身体面、認知面、性格、人づきあい、趣味嗜好、生活の様子、家計についてなど。あらためて観察すると、自分が思っていた親と今の姿のギャップに気づくことがあります。
きれい好きだったのに散らかっている、社交的だったのに外出しなくなった、すぐに居眠りするようになった……。徐々に変化する部分については、日常的に会っているとむしろ気づきにくく、久しぶりに帰省した際などの場合のほうが前回との違いに気づきやすい、という面もあります。
片づけタイプによって対応を
観察を通し、親の体力、片づけのやる気もわかってきます。それをもとに親の傾向をざっくり4タイプに分け、対応策を挙げたのが下記の表です。
このように、まずは親の現状や傾向を把握しておくほうが、効率的に片づけに取り組めます。同じタイプでも、親子の相性や家・資産の状況などによっても進め方は多様になります。状況に合わせ、柔軟に無理なく進めていきましょう。
親の片づけタイプ別 傾向と対応
日がたつにつれ、親の体力が落ちたり、逆に片づけに意欲的になったり、タイプは変わっていくことも。
(※年齢や傾向などは目安。)
「年齢バイアス」による親の過信も
多くの人は40歳を過ぎると「実年齢より2割ほど自分を若いと感じている」という研究結果※がある。そのため、高齢による体力ダウンの認識がない親が「片づけなんていつでもできる」と過信し、子の切迫感も伝わらず、こじれてしまうといったケースも。
※Rubin, D. C. & Berntsen, D. (2006). People over forty feel 20% youngerthan their age: Subjective age across the lifespan. Psychonomic bulletin &review, 13(5), 776-780.
監修いただいたのは
渡部亜矢 先生
Aya Watanabe●実家片づけアドバイザー
「実家片づけは、 親や自分の人生を振り返ったり、本当に必要な物を考えたりする機会にも。想定外のことも起こりがちですが、柔軟に進めていきましょう!」
イラスト:てらいまき
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※この記事は、『実家じまいを考えたら知りたいことが全部のってる本』渡部亜矢・高橋正典・大橋理宏 監修(主婦の友社刊)の内容をウェブ記事用に再編集したものです。
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監修:渡部亜矢、高橋正典、大橋理宏
イラスト:てらいまき
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