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多様な【アジサイ】の違いが見えてくる! 咲き方(ガク・手まり)と花のつき方(旧枝・新枝)を解説

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園芸ガイド編集部

店先に並ぶ、花色も姿も個性豊かなアジサイたち。その多様さの裏にある性質やそのルーツなどは意外と知られていないもの。それらを知ることで、アジサイ栽培で悩みの多い「いつ、どう剪定したらいいのか」が解明できそうです。植物好き、特にアジサイ好きで知られる田島道男さんに、ヤマアジサイを含むアジサイ全般について考察していただきました。今回は花の咲き方、つき方についてです。

田島道男さん

神奈川県川崎市の安楽寺住職。実家は花農家(たけいち農園)。種苗会社を退職後、現職に就く。アジサイ好きが高じてアジサイ生産者の吉岡麗子、真美子姉妹とアジサイ育種に携わる。

アジサイの種と性質について

咲き方

アジサイには両性花と装飾花があり、一般的に花と呼ばれる色付く部分は正確には装飾花のガクです。

両性花を装飾花が囲むように咲く咲き方を、ガク咲き(欧米ではレースキャップ)、両性花が目立たず、全体的に装飾花が密集して咲く咲き方を手まり咲き(欧米ではモップヘッド)といいます。

なおガクアジサイは種名であり、ガク咲きのアジサイのことではありません。ガクアジサイでも手まり咲きの品種もありますし、ヤマアジサイやエゾアジサイにもガク咲きの品種、手まり咲きの品種があります。

ガク咲き

手まり咲き

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シュートとは、植物の株元や枝から伸びる新しい枝のことを指します。​特にバラでは、勢いよく出た新しい枝は将来の主枝となる重要な枝であり、適切な管理が必要です。

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ひこばえとは、切り株や樹木の根元、接ぎ木の台木から新たに芽吹く若い芽や枝のことを指します。ガーデニングでは不要なひこばえを取り除くことで、主枝の生長を促し、植物の健康を保つことが重要です。一方で、ひこばえを利用して挿し木や株分けを行い、新しい植物を育てることも可能です。特に果樹では、ひこばえが栄養を奪う場合があるため、早めの対応が推奨されます。

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頂芽とは、植物の茎や枝の先端に位置する芽です。この芽は生長点となり、植物が縦方向に伸びるおもな役割を担います。頂芽が活発に生長していると、側芽(茎や枝の横にできる芽)の生長が抑えられる「頂芽優勢」という現象が見られることも特徴です。剪定や摘芯を行い頂芽を取り除くことで、植物の分岐を促し、形を整えたり、花や実をふやしたりする方法がガーデニングではよく用いられます。

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開花とは、植物がつぼみから花を咲かせる現象を指し、植物のライフサイクルの中で繁殖を目的とした重要な段階です。開花には品種ごとの遺伝的要因に加え、温度・日照・水分・肥料などの栽培環境が大きく関係しています。開花の時期や条件を正しく理解することは、ガーデニングにおいて花を美しく咲かせるための基礎知識の一つとなります。

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花芽とは、植物が開花の準備を始めるために形成される芽のことです。この芽は、茎や枝の先端、葉のつけ根などに現れる場合が多く、やがて美しい花を咲かせる基となります。ガーデニングでは、花芽の確認は植物が元気に育っているサインともいえます。特定の植物は、剪定や施肥のタイミングを工夫することで花芽の形成を促進できます。そのため、花芽の状態を観察することは、美しい庭づくりの重要なポイントとなるでしょう。

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育種とは、人にとって有用な植物を作るために、品種改良を行う技術や作業のことです。病気に強い、収穫量が多い、花色が美しいなど、目的に応じて親となる植物を交配させ、望ましい性質を持つ個体を選び出します。ガーデニングや農業の現場では、新品種の開発に欠かせない重要なものです。

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種苗とは、植物を育てるために用いられる種子や苗や球根の総称で、ガーデニングでは花や野菜、果樹など多様な品目にわたって利用されます。良質な種苗を選ぶことで、発芽率や生長の安定性、病気への強さなどに差が出るため、育てる植物の性質や目的に合わせて選ぶことが大切です。また、地域に適した種苗を選ぶことで、より育てやすく失敗の少ないガーデニングが可能になります。

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株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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側枝とは、植物の主幹や主枝から横に伸びる枝を指します。ガーデニングでは、この側枝を整えることで植物の形状や生長をコントロールします。剪定を通じて側枝の生長を促進することで、見栄えのよい形に整えたり、花や果実のつき方をよくしたりすることが可能です。特に果樹栽培では、実のなりやすい側枝を残して剪定を行うことが収穫のポイントとなります。

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