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60代ひとり暮らし、「楽しみは自分で作る」カレンダーを埋める10万円の投資とは?

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中道あん

カレンダーを見るたびにワクワクが!

私にとって、楽しい予定とは間違いなく「旅」です。年齢を重ねると、どうしても出不精になりがちです。でも、ひとたび旅の予定が入ると健康に気をつけたり、体力作りに励んでみたり、新しい服や靴を買うなど、心に張り合いも出てきます。3年前、沖縄でシャワークライミングに挑戦しました。普段からピラティスで鍛えていたおかげで、水圧に負けず岩場を登り切ることができ、「まだまだ挑戦できる」と自信になりました。

富山には、立山黒部アルペンルートや宇奈月温泉、トロッコ列車があります。移住する前から、「ここに行きたい!」と思う場所が次々に見つかりました。

それを、家族や友人、仲間たちにも気軽に体験して欲しいと思うようになったのです。そこで、2階の空いている部屋をゲストルームとして開放することにしました。

はじめは、人が泊まりにくるときだけ、布団のレンタルサービスを利用しようと思いました。けれど、すぐにそのアイディアはボツにしました。受け取りや返却の手間が面倒なこと。そして、洋室に布団を敷くのは、やっぱり「可愛くない」と思ったからです。

どうせなら、寝るだけでなく寛げる空間にもしたい。やっぱりベッドを買おうと決心。ネットで検索していくうちに、実物を見ておきたくなり、引越しの前日にIKEAに直行。あれこれ試して、予算にあったモノを選んでおいて、実際に新居で部屋を見てからオンラインショップで購入しました。自宅まで配送してもらうのに3万円以上かかったのは痛かったです。

購入したのは、ベッド、マットレス、ベッドパット、シーツ、枕、クッション、サイドテーブルです。ひとり掛けソファーも購入予定でしたが、ベッドをソファー代わりにしてもらうことにして、クッションだけを購入。費用を削減しました。かかった費用は、送料まで含めると約10万円の投資でした。

さて、家に届いた梱包の大きさを見てびっくり。組み立てタイプのベッドでしたが重量は20㎏を超えており、さすがに階段を上がっていくことは無理でした。梱包をほどいて何回にも分けて部品を2階へ運びました。取り扱い説明書を読みながら、悪戦苦闘して完成したときは、とても嬉しかったです。6畳間にベッドが2台。サイドテーブルの上には、自分で作ったステンドグラス製のテーブルランプを置いています。壁には小さな棚を取り付けて、本を飾ることに。お客さんが寝る前に本を読んで眠りについてもらえたら嬉しいからです。

さっそく、講座の卒業生やクライアントが遊びに行きたいと言ってくれて、できたてほやほやのゲストルームを使ってもらえることになりました。

ひと月に1回でも誰かが泊まりに来てくれたら、カレンダーを見るたびにワクワクが止まりません。10万円で買ったのは、ベッドだけではありません。これから先、カレンダーに増えていく「楽しみ」への投資だったのです。

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