【本田葉子さん流】70代の友とデパートへ。休憩しながら楽しむ“寄り道ショッピング”
ひとり暮らしを始めてから、ますます自由に、自分らしく暮らしているイラストレーターの本田葉子さん。日々の発見やおしゃれの工夫がのぞくブログやインスタが人気です。今回のテーマは、久しぶりのデパートで、友との過ごし方。
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>>70代からのふだん着おしゃれ。デパートランチを楽しむ三者三様の装い【本田葉子さん流】デパートにひたった1日
久しぶりに入店したらビックリよ。広々としたフロアと通路、また乗りやすい位置にあるエレベーターやエスカレーターでストレスなくお店を見て回れる。お客さんもいい感じにまばら。
各階中高年向けに設計されているのかと思うほどバリアフリーだったし、車椅子やベビーカーもスイスイよ! なにげなくレイアウトされているソファもありがたき配慮!と座らせていただく。同行の友とどっぷりソファに沈みながら、「デパートってこんなふうだったかしら」と、動線の心地よさに感動したわ。
あっちのお店、こっちのお店と蝶々のようにひらひらと寄り道しながら、お互いに目当てのものを購入したよ。暑い日には外気に触れないこんな待ち合わせがいいね!とデパートにひたった。
併設のギャラリーもあり、興味をひく展示なら寄りたいところ。でも今回はお茶だけにして、オープンなエリアでゆっくりおしゃべりを楽しんできた。
そうそう、思い出すのは子どもの頃のデパートだ。各階のキラキラした様子に目をみはり、レストランではもちろん旗の立ったランチね。屋上の遊具も楽しみだったし。あの頃から吹っ飛んで今ここでワクワクしている70代のわれわれがいる。
湿気で部屋の臭いがちょっと気になっていたわたしは、仏様に上げるお線香を兼ねて何かほのかな香りのお香が欲しかった。「お香」で検索したところ「鳩居堂」がヒット。これまたとんと行っていないお店だ。
しかしお香の種類はもちろん、魅力的な和の小物がたくさん揃っていた。一筆箋、はがき、和小物など心ひかれるもの。それらを好む年代に入ったからかしら?と思うものの、心落ち着く香りと優しい手触りの和紙や色紙に感じ入るのは否めない。ひそかにエキゾチックジャパ〜ン♪と小さく言ってこっそり照れる。
「涼しいところでランチとおしゃべりしよう」と友が提案してくれた今回の集合場所は、昔からよく知っているようでも遠ざかっていたところだった。それに和の雑貨をじっくり選ぶこともなかったし。ごく身近にあったのに、注目していなかったものの再発見ってまだまだありそう。
あ、追伸。
3人で食べたランチはベトナム料理。食べたことのない料理を楽しみました〜。ベトナム旅経験のある友のセレクトでいただくのはホント安心でおいしい! もちろん見えない旗が立ってました!
本田葉子さんのProfile
ほんだ・ようこ●イラストレーター
1955年、長野県生まれ。25歳で結婚し、1男1女の母に。62歳で夫を見送り、神奈川県小田原市の古民家に移住。ほどなくして義母と愛犬を看取り、子どもたちも家を出て、公営の集合住宅に移る。おしゃれや暮らしのあれこれを綴ったエッセイを東京新聞、中日新聞に連載中。著書多数。新刊『70歳一人暮らし、ふだん着おしゃれが日々の杖』(幻冬舎)発売中!
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70歳一人暮らし、ふだん着おしゃれが日々の杖
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