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70代からの「風通しのよい暮らし」ふすまを外して、夏の部屋を軽やかに整える【本田葉子さん流】

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ゆうゆう編集部

ひとり暮らしを始めてから、ますます自由に、自分らしく暮らしているイラストレーターの本田葉子さん。日々の発見やおしゃれの工夫がのぞくブログやインスタが人気です。今回のテーマは「風通し」のよい暮らし!

風通しよく暮らす

「8月は3回にしましょう」と体操教室の先生がおっしゃった。誰からも反対の声は上がらず、ホッとしたような空気が教室に流れた。

月に4回、1時間半の体操教室は今のわたしの健康と運動のよりどころとなっている。60代から80代後半の方まで約20人が集い、テンポいい音楽を聴きながら、けっこうハードな運動やレクリエーションを楽しむ。「できるとこまでね〜! 無理しないで。大丈夫ですか〜」と先生の励ましの声がBGMと相まって耳に入ってくる。

とても気持ちのいい、暮らしに欠かせない体操教室なんだけれど、8月は通常より少ない回数になった。やっぱりねえ、暑すぎる中を来るのはなかなか難儀なことだもの。みんなもホッとするよね。そういえば昨年、8月は一度もナシだったんだわ。酷暑だったしねえ。

暑すぎると外に出たくない気持ちが強めになる。畑も早朝にちょっと収穫に行くくらいで。夕方には海岸に行きたいなと思ってもその夕方もまだ満々の熱気となると行く気もうせるわ。

家の中を夏仕様にして涼をとる努力などしてみる。

ふすまを外せるだけ外し、風の通りをよくして、端っこに追いやっていた揺れるモビールやヒンメリを部屋の中心に。

ふすまのかわりに竹のすだれを夏仕様に変えていく。

日の光に反応して動くソーラーダンシングドールもメインのステージに移動ね。

玄関のお出かけコーナーの壁も夏の帽子とサングラスを並べて掛ける。

引っ越しのたびに減らしてきた食器類、まあ多少は増えたものの食器棚に収まってはいる。ここもついでに風通しよくしようと、整理をした。

食器棚の中の全部を取り出して棚を拭くとその汚れにビックリ! とり出しやすいとは掃除もしやすいということ、つまりは詰め込みすぎないことが一番と、その当たり前を改めて実感する。

本田葉子さんのProfile

ほんだ・ようこ●イラストレーター
1955年、長野県生まれ。25歳で結婚し、1男1女の母に。62歳で夫を見送り、神奈川県小田原市の古民家に移住。ほどなくして義母と愛犬を看取り、子どもたちも家を出て、公営の集合住宅に移る。おしゃれや暮らしのあれこれを綴ったエッセイを東京新聞、中日新聞に連載中。著書多数。9月16日に新刊『70歳一人暮らし、ふだん着おしゃれが日々の杖』(幻冬舎)発売予定!

▼本田葉子さんのステキなお話▼

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