「先約があるので…」で終わらせない!気まずくならずにお誘いを断る“代案”の伝え方
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川原 礼子
人に頼まれると断れない。相手の気持ちを考えるあまり、つい自分が我慢してしまう……。そんな経験はありませんか? 相手を思いやりながら、自分の気持ちもきちんと伝えるには、ちょっとしたコツがあります。川原礼子さんの著書『やさしさを武器にする 気疲れがなくなる伝え方』(講談社)から、第4回は、お誘いの断り方をご紹介します。
相談上位は「お誘いの断り方」。気まずくならず、半永久的に誘われない言い方とは?
「先約があります」が、解決にならない理由
講演や研修のたびに、相談の上位にあがるのが「お誘いを断る方法」です。
たとえば、職場の仲間や先輩からのお誘い。先日も、入社半年ほどの営業アシスタントの方から、こんな相談がありました。
「入社したての頃は、先輩からの声がけが本当にありがたかったんです。慣れない私を気づかって、いろんな人につなげてもらえたことには今も感謝しています。でも、最近はお誘いの頻度が高すぎて……。『今日の飲み会、来ない?』なんて言われると、もしかして頭数を埋めるため? とモヤモヤしたりします。日頃からよくしてもらっているので、断りづらいんですけど」
こうしたとき、つい「先約があって、行けないんです」と答えてしまいがちなのが、やさしい人の定番ではないでしょうか。本当に予定があるならいいのですが、もし今後も参加が難しいと思っているのなら、どこかで一線を引く勇気も必要です。
なぜなら、やんわりかわすだけでは、誘ってくれる先輩の認識がアップデートされないからです。相手は「今回はたまたま都合が悪かっただけ」と思い込み、また次の機会に声をかけてきます。何度も断り続ける心苦しさを抱えるのは、あなた自身。どこかで「今は行かない」という意思を、そっと伝える必要があります。
