そのエコバッグやレジ袋の持ち方、手指への負担になってない? ヘバーデン結節が気になる人の買い物の工夫
ペットボトルのふたが開けにくい、朝起きると指がこわばる……。そんな手指の不調を、年齢のせいだからと見過ごしていませんか? 手外科専門医の三戸一晃さんによる『自力でできるヘバーデン結節のリセット法』(アスコム刊)からお届けする第3回は、日常生活で手指に負担をかけないための予防メソッドとして、エコバッグやレジ袋の持ち方をご紹介します。
エコバッグやレジ袋に荷物を詰め込みすぎない
握って持たず指に引っかけるのはもってのほか
手提げタイプのバッグに注意が必要なのは、ハンドバッグやビジネスバッグに限った話ではありません。
買い物の際に使用するエコバッグや、スーパー・コンビニのレジ袋にも同じことがいえます。
形状的に片手で持つのが前提になるうえ、持ち手の部分が細くやわらかいので、しっかりとした作りのバッグよりも危険度は高いかもしれません。荷物が重いと、持ち手の部分が手指にめり込んでしまいますからね。
握って持たず、持ち手を指に引っかけて持つという行為も同様です。荷物がどんなに軽くても、絶対にやってはいけません。
長時間持ち続けるのも厳禁です。指に力が入った状態を継続させることで、大きな負担をかけることになります。
バッグ同様、買い物時に使うエコバッグやレジ袋も、可能な限り手指に負担のかかりにくいものに切り替え、購入した商品を持ち運ぶようにしましょう。
おすすめは、荷物が少ないならリュックです。多いならたくさんの荷物を詰め込むことのできるキャスターの付いたショッピングカートを使ってみるといいかもしれません。荷物を持たずに転がして運ぶことができるので、手指にかかる負担を大幅に軽減できます。
カートに対して「かっこ悪い」「年寄りくさい」と抵抗がある方もいると思いますが、今は機能性の高いおしゃれなショッピングカートはたくさんありますし、カートに対する世間のイメージもだいぶ変わってきていると思います。
私自身もりんごなどの重い果物は、小さい布製のビジネス用スーツケースに入れて持ち運んでいます。
手指のケアを優先し、買い物の際は積極的にカートを取り入れましょう。
もちろん、荷物を持って歩く距離を極力減らすために、自家用車やタクシーを活用するのも大賛成です。文明の利器を使って、どんどん楽をしてください。
キャスター付きのショッピングカートを使えばたくさん詰め込めるうえに手指の負担も軽減できる
イラスト/髙栁浩太郎
▼あわせて読みたい▼
※この記事は『自力でできるヘバーデン結節のリセット法』三戸一晃著(アスコム刊)の内容をウェブ記事用に再構成したものです。
自力でできるヘバーデン結節のリセット法
三戸一晃著
アスコム刊
「へバーデン結節」「ブシャール結節」「母指CM関節症」「手根管症候群」「腱鞘炎」「ばね指」……病院で治らない、つらい痛みが消えるメソッドで手指の痛み、不調を解決! 手外科の名医が、最新医学にもとづいた、自力でできる1分メソッドを紹介します。
※詳細は以下のボタンより
