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吉原美奈子
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弱い光の中で咲くラベンダー色のバラ。紫系のバラは曇りの日や夕暮れの光の中でふんわりと浮き上がるように咲き、よりミステリアスに見えます。
一重の‘淡雪’。小輪ですが白の花弁に黄色の花芯をつけて人目を引きます。半日陰でも咲き、つる仕立てにもでき、和風の庭にも合うという使い勝手のよいバラです。
大輪で温かみのあるピンクの花を咲かせるイングリッシュローズの‘イブリン’。イングリッシュローズには日照が4時間ほどあれば咲くものも多く、カンカン照りよりは柔らかい光のほうがきれいに見える気がします。
丈夫な修景バラの‘ラベンダードリーム’。花付きがとてもよく、紫色の花を群がるように咲かせます。大きめの茂みになり、小型のつるバラとしても使えます。
白いロゼット咲きの‘ボレロ’。うつむき加減のはかない風情ながら黒点病に強く、株の形もまとまりやすく、半日陰にも向く育てやすい花。たくさんの花を咲かせます。
病気に強く強健なバラ、ノックアウトシリーズは悪条件の庭でも元気です。クリーム色の‘サニーノックアウト’は色が濃すぎず、他のバラと合わせやすいのがうれしい。