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吉原美奈子
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海外の写真ですが、『ピンクのクラスター』と表現しています。クラスターとは群れ、房を意味しますが、まさに小輪のバラがびっしりと房になって咲いています。
小~中輪のバラを密植し、小径は極限まで細くしてバラの比率を高めたガーデン。空がハート形に抜けるようにつるバラを誘引しているのも心憎いテクニック。
花弁の外側に色が乗るバラは覆輪と呼ばれます。このバラも外側がピンクで内側は薄いクリーム色でエレガント。‘プリンセスドゥモナコ’や‘魅惑’に似ています。
木の塀や木々の緑に溶け込んで咲く淡いピンクのセミダブルのつるバラ。色と花形はロサ・ダマッセナに似ています。木に這わせても素敵でしょうね。
青みを帯びたラベンダー色のHT ‘ムーディーブルー’。花径10㎝で高さは1.4m、花弁が厚いので雨に強く丈夫です。ブルーローズのかすかな香り。
植物園に咲くローズピンクのモダンローズ。このように葉が濃色でつやのある照葉だと病気に強く、花弁質がしっかりとしていると更に丈夫です。
美しさと強さを兼ね備えたロサ・オリエンティスのバラ、‘オデュッセイア’。シュラブですが直立に伸びるので場所を取らず狭い庭にも向きます。(筆者撮影)