コート種子(こーとしゅし)
コート種子とは、種子のまわりに農薬や発芽促進剤、肥料成分などをコーティングした加工種子のことです。これにより発芽率が高まり、初期生育が安定しやすくなるのが特徴です。土壌病害への抵抗性を持たせたり、播種作業を効率的にしたりと、初心者にも扱いやすい種子として広まっていますが、保存には湿気や高温を避けるなど注意が必要です。
関連記事
園芸用語をもっと見る
-
前年枝
前年枝とは、前年に生長した枝のことで、二年枝とも呼ばれます。植物によってはこの枝に花芽がつき、花や実をつけるものがあります。
-
覆輪
覆輪とは、植物の葉や花びらの縁に現れる色の違う線状の模様を指します。この模様があることで、植物全体の印象が華やかになり、観賞価値が高まることが多いです...
-
山野草
山野草とは、山地や野原などの自然環境に自生する草花の総称です。季節の移ろいとともに可憐な花を咲かせるものが多く、例えばフクジュソウ、イワウチワ、ホトト...
-
短日植物
短日植物とは、日照時間が一定時間より短くなると花芽を形成する植物を指します。具体的には、夜の時間が長くなることで開花が促進されます。アサガオやポイン...
-
切り接ぎ
切り接ぎとは、植物の接ぎ木技法のひとつで、台木と接ぎ穂をそれぞれ斜めにカットして合わせ、密着させて固定する方法です。バラや果樹などで広く利用されており...
-
苞
苞とは、花の近くにつく葉のような部分で、本来の葉とは形や役割が異なります。ポインセチアやブーゲンビリアなどは、この苞が色づいて花のように見えます。実際...
