まき床(まきどこ)
まき床とは、タネをまくために準備された場所や土を指します。これらは植物の発芽を助け、健康に育つ環境を整えるために重要です。まき床には、保水性がよく排水性にも優れた土を用いることが一般的で、基本的には平らでタネが均等にまけるように整えます。ガーデニングでは、室内で育苗箱を使うこともありますが、屋外では直接地面につくられることも多いです。タネが風や雨で流されないように工夫する、あるいは鳥からの被害を防ぐネットを張るなどの対策も、よいまき床づくりの一環です。
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