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園芸用語集

【ま】

巻きつき茎(まきつきけい)

巻きつき茎とは、茎が他の植物や物に巻きつきながら生長する性質を持つ植物の特徴を指します。例えば、アサガオやクレマチスなどがこの性質を示す代表的な例です。巻きつくこと...

まき床(まきどこ)

まき床とは、タネをまくために準備された場所や土を指します。これらは植物の発芽を助け、健康に育つ環境を整えるために重要です。まき床には、保水性がよく排水性にも優れた土...

マグネシウム

マグネシウムは、植物の生育に欠かせない重要な栄養素で、葉緑素の中心成分として光合成を支えます。不足すると葉が黄色くなる葉黄化が起きやすく、特に古い葉で目立つことが特...

真砂土(まさつち)

真砂土は、花崗岩が風化して形成された土で、ガーデニングや庭づくりでよく使われます。通気性や排水性に優れ、植物の生長に適した環境を整えるのに役立ちます。また、固まりや...

間引き(まびき)

間引きとは、密集して発芽した苗の中から元気なものだけを残し、他を抜き取る作業です。込みすぎたままだと、日当たりや風通しが悪くなり、病害虫の原因になったり、生長が遅れ...

間引き剪定(まびきせんてい)

間引き剪定は、植物の健康や美しい形を保つために、不要な枝や茎を選んで取り除く作業です。光や空気の流れをよくし、病害虫予防にも役立つ重要なガーデニング技術といえます。...

マルチング

マルチングは、土の表面をワラやバーク(樹皮)チップ、プラスチックフィルムなどで覆うことです。乾燥防止、雑草抑制、土の流出防止、地温調節などの効果があります。

【み】

幹(みき)

植物の幹とは、根と枝葉を結びつける重要な構造で、多くの木本植物で見られます。幹は栄養や水分を根から葉や果実などへ運ぶ役割を果たし、植物の生長を支える土台となります。...

実生(みしょう)

実生とは、タネから育てた植物のことを指します。実生で育てた苗を実生苗と呼びます。

水あげ(みずあげ)

植物の水あげとは、切り花や剪定後の茎が水を吸いやすい状態に整える作業を指します。切り口を斜めに加工する、流水で切る、湯あげなどの方法を採用することで吸水効果を高め、...

水ゴケ(みずごけ)

水ゴケとは、湿地に生えるコケの一種で、乾燥させてから使われる園芸資材です。保水性と通気性に優れており、ランや観葉植物の植えつけ、苔玉にも使用されます。

水挿し(みずざし)

水挿しとは、植物を水に挿して発根を促すふやし方で、特にガーデニング初心者にも挑戦しやすい方法です。観葉植物やハーブ、球根植物などでよく利用され、適切な容器や水を用意...

密植(みっしょく)

密植とは、植物を意図的に近い間隔で植えるガーデニング手法です。この方法により、地面を覆うような美しい景観や、雑草の抑制が効果的に得られます。また、小スペースで多種多...

密閉挿し(みっぺいざし)

密閉挿しとは、植物の挿し木を湿度が高い環境で行う方法です。ビニール袋や透明な容器で覆い密閉することで乾燥を防ぎ、発根を促進します。この方法は特に環境管理が難しい場合...

実止まり(みどまり)

実止まりとは、ガーデニングや果樹栽培において、花が咲いた後にしっかりと果実として生長する割合を指します。開花はしてもすべてが実になるわけではなく、栄養不足や環境、受...

実もの(みもの)

実ものとは、果実や種子が観賞対象となる植物の総称です。ガーデニングでは、色鮮やかな実が紅葉とともに庭を飾る秋から冬に人気があります。代表例として、ナンテン、ピラカン...

【む】

ムカゴ

ムカゴとは、ヤマノイモなどのつる植物が葉のつけ根に形成する小さな球状の芽のことです。このムカゴは、植物の繁殖器官であり、土に植えることで新しい株を育てることができま...

【め】

芽(め)

芽とは、植物が生長を始めるための重要な部分であり、茎や葉、花となる基点となる部分です。特にガーデニングでは、芽の状態や数が植物の健康や花の開花、収穫に大きく影響を与...

芽かき(めかき)

芽かきとは、植物の不要な芽を摘み取る作業です。芽を減らして実つきや花数をコントロールすることで、良質の果物や野菜を収穫したり、花を大きく咲かせたりすることができます。

雌しべ(めしべ)

雌しべは、花の中心部分に位置する植物の生殖器官で、種子をつくる重要な役割を担います。柱頭、花柱、子房から構成され、柱頭は花粉を受け取る部分、子房は受粉後に種子が育つ...

芽出し肥(めだしごえ)

芽出し肥とは、植物が春に芽吹くタイミングで与える肥料のことです。この肥料は新芽や葉の生長を促し、元気なスタートを切るためのサポート役として重要な役割を果たします。お...

芽接ぎ(めつぎ)

芽接ぎとは、植物の増殖技術の一つで、樹木の芽を別の植物(台木)の枝や幹に接ぎつける方法です。この手法は、異なる品種を組み合わせて樹勢や耐病性を向上させたり、特定の品...

目土(めつち)

目土とは、芝生の補修やタネまき後に、土や砂を薄くまいて表面をならす作業、またはその土のことです。芝の間にまいて生長を促したり、平らに整えたりする目的で使われます。芝...

芽摘み(めつみ)

芽摘みとは、植物の不要な新芽を手やハサミで取り除く作業のことで、栄養を効率よく使うために重要な手入れ方法です。果実や花を大きく育てたり、風通しをよくして病害虫の発生...

雌花(めばな)

雌花とは、植物の中で雌しべを持つ花のことを指します。受粉を通じて種子や果実を作る役割を果たし、ガーデニングにおいて重要な存在です。キュウリやカボチャなど、雌花と雄花...

【も】

毛状突起(もうじょうとっき)

毛状突起とは、植物の茎や葉に見られる微細な突起で、トリコームとも呼ばれます。この突起には多様な役割があり、害虫の侵入を防いだり、余分な水分を排出したりするなど、植物...

木酢液(もくさくえき)

木酢液は、木材や竹を炭化させる際に発生する煙を冷やして液化した自然由来の製品です。殺菌作用や害虫忌避の効果が期待され、ガーデニングでは植物の病害虫対策や土壌改良に利...

木質化(もくしつか)

木質化とは、もともと茎が柔らかい植物の茎や枝が、時間の経過とともに固く、木のように変化する現象を指します。木質化は植物の体内にリグニンという物質がふえることによって...

木本(もくほん)

木本とは、幹が木のように固くなり、毎年生長を続ける植物のことです。

モザイク病(もざいくびょう)

モザイク病とは、葉や果実にモザイク模様のような斑点や色むらが現れるウイルス性の病気のことです。特にトマトやキュウリ、バラなどに多く見られ、ガーデニングでは厄介な存在...

モダンローズ

モダンローズとは、19世紀後半以降に登場したバラの品種群で、現在のバラ栽培の主流を担っています。ハイブリッドティーやフロリバンダなどが含まれ、鮮やかな花色、豊富な形状...

元肥(もとごえ)

元肥とは、植物を植える前や植えつけ時に、あらかじめ土に混ぜ込んでおく肥料のことです。追肥とあわせて行うと元気に育ちます。

もみ殻くん炭(もみがらくんたん)

もみ殻くん炭は、もみ殻を炭化させた資材で、ガーデニングや農業で幅広く活用されています。軽量で排水性や保水性に優れており、土壌の改良に役立ちます。また、微生物の住処と...

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