この疲れ、もしかして「ホルモン」の影響?【 アフター更年期】のメンテナンスとは?高尾美穂先生がアドバイス
Q 更年期やその後の体調不良、治療方法はありますか?
A エストロゲンを足すこと自体、効果が期待できます
エストロゲン欠乏症状に対しては、エストロゲンを足すこと自体に治療効果が期待できます。その代表的な方法は、ホルモン補充療法(HRT)。メンタル面の不調には、漢方治療もおすすめしています。
男性にも「更年期」やその後の不調はありますか?
男性の場合、女性の閉経のように明確な変わり目はありませんが、年齢が上がると男性ホルモンのテストステロンの量が徐々に減り、不調が起こる可能性があります。ストレスが強い、仕事が忙しい、睡眠時間が短いといったことも影響するため、周りの人も気にしてみてほしいですね。
※この記事は「健康」2022年秋号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。 産婦人科医 たかお・みほ たかお・みほ
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高尾美穂
女性のための統合ヘルスクリニック イーク表参道副院長。大学病院や総合病院勤務を経て現職。医療・ヨガ・スポーツを通し、女性の健で幸せな人生を後押しする活動に取り組む。『いちばん親切な更年期の教科書 閉経完全マニュ アル』(世界文化社)、『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』(講談社)など著書多数。
女性のための統合ヘルスクリニック イーク表参道副院長。大学病院や総合病院勤務を経て現職。医療・ヨガ・スポーツを通し、女性の健で幸せな人生を後押しする活動に取り組む。『いちばん親切な更年期の教科書 閉経完全マニュ アル』(世界文化社)、『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』(講談社)など著書多数。