定期購入のトラブルが増加。転売チケットのトラブルも増えそう。悪質商法と詐欺から身を守ろう
注意! 定期購入トラブルになりがちな表示画面の流れ
【1】最初の販売サイト画面
『1回だけのお試しOK』などの表示を見て、「購入回数の条件がない定期購入」だと信じて申し込むが……。
【2】「特別割引クーポン」の利用を勧める画面
『ご購入いただいた方に特別割引クーポンがあります』などと表示され、そのクーポンを利用すると商品代金が割引になるとすすめてくる。購入者は「安くなるならラッキー」と、クーポンを利用して注文すると……。
【3】注文完了画面
クーポンを使って買うと、『注文完了』画面が表示される。ここで「複数回の購入が条件の定期購入」にコースが変更されているが、変更の記載はなく気がつかない。
注文する前によく確認を
□定期購入が条件になっていないか
□購入継続期間や購入回数が決められていないか
□支払うことになる総額はいくらか
□解約したい場合、連絡手段があるか
□返品特約・解約条件を確認したか
□お届け予定日や、利用規約の内容を確認したか
□契約条件が表示されている画面をスクリーンショットで保存したか
悪質商法被害から親を守ろう
【見守りチェックリスト】
自分はもちろん、高齢の親が被害に遭わないよう注意することも大事。定期的に確認しよう。
□不審な電話のやりとりがないか
□家に見慣れないもの、未使用のものが増えていないか
□家の屋根や外壁、電話機周辺に不審な工事のあとはないか
□定期的にどこかにお金を支払っている形跡がないか
□生活費が不足している様子はないか
□買ったものを覚えていないなど、判断能力に衰えはないか
参考/国民生活センター「高齢者の消費者トラブルを防ぐための見守りチェックリスト」