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【ガーデニング】ベリーの季節を楽しむ。美味しくて初心者でも育てやすい。鉢植えもOK!

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光武俊子

真っ赤に実る房が注目の的 レッドカラント

収穫:6~7月
形態:落葉低木

日本ではフサスグリと呼ばれるように、ブドウのような房なりの真っ赤な実が輝いて目立ちます。名前にベリーはつきませんが、ベリーの仲間として流通。実はそのまま食べると酸味が強いので、スイーツの彩りやジュース、花材などに用います。

日当たりがよいと実つきが多くなりますが、夏の高温は苦手なので午後からは半日陰などに移動して、風通しよく育てましょう。

【ガーデニング】ベリーの季節を楽しむ。美味しくて初心者でも育てやすい。鉢植えもOK!(画像12)

長い収穫期が魅力で育てやすい ワイルドストロベリー

収穫:ほぼ一年中
形態:常緑多年草

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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名前のとおりイチゴの野生種で、とても丈夫なハーブです。常緑性で白い小花をよく咲かせ、1株あれば年間通してポツポツと実をつけます。果物売り場に並ぶイチゴに比べると小粒ですが、甘酸っぱい味わいです。日当たりよい場所で育てれば、植えっぱなしでOK!

手間なく栽培できて、ワイルドな味わいが楽しめる

果樹というと、栽培のハードルがやや高く感じられるかもしれませんが、今回紹介したベリーの仲間は手間のかからないものばかり。日当たりのよい場所で育てれば、病害虫の心配もほとんどありません。

ただし、鉢植えで育てる場合、限られた用土

用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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で毎年実をならせるためには、冬や実のなる直前、収穫後など2~3回、油かすなどの有機肥料を施しましょう。また、冬には1~2年ごとに植え替え、実つきのよい新しい枝を伸ばすように剪定

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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をします。

花を咲かせるのとはまた一味違うガーデニング。おいしい果実を楽しみに、季節感もたっぷり味わってください。

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トレリスとは、格子状に組んだ木や金属の支柱で、つる性植物を這わせるために設置される構造物です。クレマチスやバラなどの仕立てに使われ、立体的な演出やスペースの有効活用に役立ちます。庭やベランダに設置することで、植物の生長をサポートするだけでなく、景観のアクセントとしても優れた役割を果たします。

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誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。

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根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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