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夕食前の1杯で減量効果が期待できる【脂肪燃焼ダイエットスープ】。まずは手軽な「ベジスープ」から!

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岡本羽加

野菜のスープを夕ごはんの前に1杯食べるだけ。「食べるほどやせてキレイになる」が実感できるのが、岡本羽加先生考案の「脂肪燃焼ダイエットスープ」です。ここでは、野菜2〜3種で手軽にできる「脂肪燃焼ダイエットベジスープ」をご紹介します。

「脂肪燃焼ダイエットスープ」とは?

漢方では、「冷え性」「便秘」「ひどい肩こり」といった不快症状の多くは、気(き)・血(けつ)・水(すい)の不足や滞りが原因とされています。かたよった食事や乱れた生活習慣により、体内に老廃物が蓄積したり、血のめぐりが悪くなったりして、病気や肥満を招くのです。

原因のひとつである老廃物を体内から排出するのを助けるのが、「脂肪燃焼ダイエットスープ」です。キャベツ、玉ねぎ、にんじんといった身近な野菜を数種類とり合わせて、ごく少量の鶏がらスープの素や塩で味つけしてコトコトと煮るだけ。簡単でとってもシンプルなスープですが、野菜の相乗効果でうまみや甘みはもちろん、ファイトケミカルなどの有効成分や食物繊維をたっぷりとることができます。

このスープを夕食の前に1杯に食べることから始め、慣れたら、朝食や昼食の前にもとり入れていきます(※)。スープを食べ始めると、野菜のチカラで体内にたまった毒素が排出され、腸内が整います。腸がキレイになることで、めぐりがよくなり、やせやすい体になっていきます。

しかも、スープ1杯で野菜が約200g。食物繊維が約3gとれます。ビタミンやミネラルも補給することができると、いいことずくめ。

「食欲がおさえられない」 「手間がかかることはイヤ」 「時間がない」といったダイエットにつきものの悩みも「脂肪燃焼ダイエットスープ」なら心配ありません。まさに多忙なマチュア世代におすすめのスープなのです。

※脂肪燃焼ダイエットスープは、普段の食事にとり入れるだけでもダイエット効果があります。次のステップとして、ライフスタイルにあわせて「1週間キレイやせ」「1週間徹底」「3日間週末デトックス」の3つのプログラムもあります。
(参考『#脂肪燃焼やせるスープ大全科』)

「脂肪燃焼ダイエットベジスープ」の作り方

野菜2〜3種でより手軽にできるのが「脂肪燃焼ダイエットベジスープ」。ベースになるのは、定番野菜のキャベツと玉ねぎ。お好みでにんじん、大根、ブロッコリー、えのきだけからひとつ選んでプラスします。

【材料】(作りやすい分量・2〜3食分)
●野菜
キャベツ...1/8個(2 〜3枚・150g)
玉ねぎ...1/2個(100g)

●水分と味つけ
塩(自然塩)...少々
水...2〜2と1/2カップ (野菜がひたるぐらい)

※季節によってやわらかさに違いがあるので、水分量や煮る時間は調整します。

ふたをしてじっくりと蒸し煮にすることで、野菜のうまみを引き出す。

【作り方とポイント】
①キャベツはざく切りにし、玉ねぎは薄切り(繊維に沿って)にする。
②鍋に野菜を入れ、ひたるぐらいの水を加え、塩を加える。
③ふたをして強火にかける。煮立ったら火を弱め、7〜8分煮る。
④やわらかくなったらふたをとり、ざっとまぜる。味をみてごく少量の塩を加えて薄い塩味にととのえ、軽く煮る。

好みで「ポタージュ」をとり入れて

「脂肪燃焼ダイエットスープ」は、ポタージュにしてもおいしく食べられます。スープは野菜の歯ごたえを残しているので満足感がありますが、ポタージュにすると消化がよく、野菜のうまみが凝縮されます。

まずはスープから始めて、次にポタージュを試し、あとはお好みで。

「脂肪燃焼ダイエットベジスープ」のポタージュの材料と作り方

野菜2種でも、ポタージュにすることでとろみがつき、満足感が得られます。

【材料】(2〜3食分)
「脂肪燃焼ダイエットベジスープ」と同様

【作り方】
①上記のベジスープの作り方①〜④と同様に、スープを作る。あら熱をとってミキサーにかけ、なめらかになるまで攪拌する。
②鍋に戻して弱火でゆっくりと温める。このとき、濃度が濃いようなら水を少し加えて好みの濃度にし、味をみて、ごく少量の塩で味をととのえる。

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