その頃、講義では伊兵衛が何気なく眺めていたページから、「Pokken（痘瘡）」についての記述が見つかる。そこには、わざと軽い痘瘡にすることで再びの罹患を防ぐ、いわゆる“予防接種”の方法が記されていた。

源内が以前、2，3日で治るという軽症の赤面を目撃したこともあり、この方法が「赤面のサボン」になるのではと一同は歓喜する。

源内は、この報告を意次にし、褒美として「ちょっと口吸いなどをしていただければ」と求める。意次は「そなたはいつも他愛のないものばかり欲しがる」とその要求を受け入れてくれたのだった。

SNS上では、源内と意次の口吸いのシーンに注目が集まっていた。“源内推し”が多いこともあり、「この先の大奥を観る上で、このシーンが心の支えになりそう」「田沼様と源内の関係好きだな」との声が寄せられた。

田沼からキスをしてもらったその夜、夜道を歩いていた源内は、治済が使わせた男たちに襲われてしまう。襲われたことで源内は謎の病を発症し、体中に発疹ができてしまった源内から、密かに相談を受けた青沼。果たして、源内の病を治すことができるのか。

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