【ガーデニング】ニュアンスカラーが魅力的な「アネモネとパンジー・ビオラの寄せ植え」
秋が深まると園芸店に並ぶアネモネの開花株。アネモネの開花株にパンジーやビオラ、ネメシアなどを組み合わせて春まで花を楽しむ寄せ植えを、英国園芸研究家の吉谷桂子さんに教えていただきました。
アネモネとラナンキュラスの寄せ植えの植え方などはこちらで。 【ガーデニング】春まで長く楽しむ「アネモネとラナンキュラスの寄せ植え」
ニュアンスカラーを楽しめる秋からの寄せ植え
真夏の間は、赤、白、黄色など、鮮やかなビビッドカラーの花が主流ですが、秋が深まると、微妙なニュアンスカラーの花が登場します。単純な赤や紫ではない、ルージュやモーヴといった微妙な色彩が主人公。
また、わき役にしたいパンジー、ビオラも同様で、主役のニュアンスカラーを調和させる繊細な色調の花がそろいます。園芸店の店先で、まるで水彩画を描くように微妙な色と形の花を組み合わせてみるのは、ワクワクする楽しい時間。こんな寄せ植えが作れるのも、秋深まる季節ならでは!
【アネモネの寄せ植え①】パンジーやビオラの繊細な花色がわき役
アネモネを中心に、ぐるりと微妙な色違いで集めたプリムラやビオラの寄せ植え。手前には、光を反射し飛び出して見えるミルク色のプリムラを。花と花の間には、暗い色調、銅葉のクローバーをフィリング(隙間埋め)役に、遠近感の演出を意識して。
植えつけ時は1輪だったアネモネも、春になると次々につぼみが上がり、さらに華やかな寄せ植えに。
苗の配置図
吉谷桂子さんの寄せ植え&インテリアグリーン
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