【ガーデニング】間違えやすい「似た花」を知っておこう。一年草と多年草をチェック!初心者に役立つ基礎知識
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光武俊子
花のかわいい多肉系グラウンドカバー ポーチュラカとマツバボタン
ポーチュラカとマツバボタンもポーチュラカ(スベリヒユ)属の仲間です。多肉質の茎葉を這うように伸ばし、初夏から秋までつぎつぎに花を咲かせるので、花も楽しめるグラウンドカバー グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。 一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。 多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。
かつてはマツバボタンが一般的でしたが、近年はポーチュラカが多く見受けられます。人気の理由は、マツバボタンが一年草
花はよく似ていますが、葉の形の違いで見分けられます。マツバボタンは名前のとおり松葉のように細い形なのに対して、ポーチュラカはへら状の丸葉です。
冬の庭やベランダを彩る花木 サザンカとツバキ
冬も光沢の美しい葉を残し、風情ある花を咲かせるサザンカとツバキ。どちらも日本原産でツバキ属の常緑低木です。よく似た花ですが、サザンカは品種 品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。 品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。
違いがわかりやすいのは花の咲き方と散り方。サザンカは花弁を横に開いて咲き、ツバキは花弁を半開したカップ状に咲くものがほとんどです。また、咲き終わるとサザンカが花弁を散らすのに対し、ツバキは花首から全体がぽとりと落ちます。
古くはそのさまを嫌う向きもありましたが、一方で多くの園芸品種
似ている花の多くは同じ属の仲間ということがわかりました。それでも開花期や性質に微妙な違いがあることを知ると、花選びや育て方も失敗なくより楽しめるのではないでしょうか。
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