【50代からやるべき防犯】「メール」でやってくる詐欺からどう身を守る?
「メール」でやってくる詐欺対策
クレジット会社や銀行からの本人確認のメールは無視。情報を入力すると、そこから被害にあうことも。
対策【A】スマホには詐欺対策アプリを入れる
SMSメッセージ、アマゾン、宅配業者、税務署、銀行、クレジットカード会社などを装ってクリックさせるフィッシング詐欺は、個人では判断がつきづらいもの。詐欺対策アプリが有効です。
たとえば「Whoscall(フーズコール)」という、世界で1億ダウンロードを突破した台湾製アプリがあります。16億個の迷惑電話や詐欺電話の登録があり、発信元を識別したり、迷惑電話をブロックしてくれたりするので便利です。
対策【B】ダウンロードしたアプリを常にチェック
アプリをダウンロードした際に、実は一緒に隠しウイルスアプリもダウンロードされ、そのウイルスアプリでIDやパスワードを抜き取られることがあります。
そこで、定期的に設定からアプリ一覧を見て、身に覚えのないものは削除しましょう。
対策【C】PCやタブレットはウイルス対策ソフトを活用
パソコンやタブレットには、ウイルスソフトを活用しましょう。入れっぱなしだと、最新のウイルスに対応していない場合もあるので、常にバージョンアップをしてください。
ウイルスソフトは、有名なものであれば何でもかまいません。無名のものや無料のものを使うと、それ自体にウイルスがついていることも。
対策【D】銀行口座や暗証番号は絶対に入力しない
残念ながらウイルス対策ソフトを使っても100%防御できるわけではありません。不審なメールはクリックしないことが一番ですが、もしクリックしてログインサイトが出てきても、その場で「×」でサイトを閉じれば問題ありません。個人情報は絶対に入力しないようにしましょう。
対策【E】覚えのない商品は受け取らない& 開けない
個人情報が流出すると、送りつけ詐欺の二次被害にあうことも。
現在は特定商取引法が改正され、勝手に送られたものは代金を支払う必要がありませんが、身に覚えのない商品は受け取らないこと。特に代引きは、家族が注文をしていないか確認してから払いましょう。
※この記事は『60歳から絶対にやるべき防犯の基本』京師美佳監修(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
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防犯アドバイザー、犯罪予知アナリスト
京師美佳
元警察署長の父と刑事の姉をもつ防犯のサラブレッド。
2005年、京師美佳セキュア・アーキテクト設立。
2009年、 一般社団法人全国住宅等防犯設備技術適正評価監視機構理事就任。
セキュリティ全般の知識を生かして、建物の防犯診断、防犯プロデュースなど幅広く活動。Yahoo!ニュース公式コメンテーターや、テレビの情報番組やニュース番組など、メディアにも多数出演。
これまで受けた相談、診断は7000件以上。
講演、YouTube防犯チャンネル、TikTok防犯教室などでの啓蒙活動も行い、YouTube再生64万回、TikTok再生170万回の動画では、若年層からの視聴も多い大人気コンテンツとなっている。
『防犯アドバイザー 京師美佳の 安心生活をつくる自己防衛の心得35ヶ条』(Sweet Thick Omelet発行、2012年)など著書多数。
元警察署長の父と刑事の姉をもつ防犯のサラブレッド。
2005年、京師美佳セキュア・アーキテクト設立。
2009年、 一般社団法人全国住宅等防犯設備技術適正評価監視機構理事就任。
セキュリティ全般の知識を生かして、建物の防犯診断、防犯プロデュースなど幅広く活動。Yahoo!ニュース公式コメンテーターや、テレビの情報番組やニュース番組など、メディアにも多数出演。
これまで受けた相談、診断は7000件以上。
講演、YouTube防犯チャンネル、TikTok防犯教室などでの啓蒙活動も行い、YouTube再生64万回、TikTok再生170万回の動画では、若年層からの視聴も多い大人気コンテンツとなっている。
『防犯アドバイザー 京師美佳の 安心生活をつくる自己防衛の心得35ヶ条』(Sweet Thick Omelet発行、2012年)など著書多数。
60歳から絶対やるべき防犯の基本
京師美佳監修
主婦の友社刊
防犯アドバイザーとしてマスコミでおなじみの京師美佳さんが、「防犯対策をしないという選択肢はない!」というスローガンのもと、簡単で、すぐできて、しかも安価な防犯術を紹介。
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