【ブギウギ】タナケン=棚橋(生瀬勝久)のキャラが秀逸!プロレスラーと同じ名字の登場人物が多い理由は?
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田幸和歌子
ちなみに、この“タナケン”は昭和の喜劇王“エノケン”こと榎本健一がモデルとされている。タナケンの愛称ありきで考えるとその役名は「田中健一」でも「田辺健作」でもよさそうなところでの「棚橋」。棚橋という名字に、新日本プロレスの代表でもあるプロレスラー・棚橋弘至を連想した視聴者も少なからずいただろう。
それほど平凡ではない名字をあえて使う理由はあったのだろうか。そう思いよく考えてみると、これまでの登場人物も、桜庭、秋山、三沢、坂口と、歴代のプロレスラーと同じ名字の登場人物が意外に多いことに気づく。メイン脚本を担当する足立紳さんやプロデューサーなどどなたかがプロレスファンだったりするのだろうか。
ともあれ、「ワテはワテ」と、新たな道をしっかりと歩き始めることができたスズ子。大阪弁での演技をぶつける直前、スズ子のもとにある日、愛助(水上恒司)が、小夜とその恋人の米兵・サムを連れ帰宅していた。サムと結婚し、アメリカに行くという。自分の思いを貫き結婚・渡米する小夜の決意、そして「Good luck!」という小夜の別れ言葉もまた、スズ子の背中を押したのだろう。
小夜、そしてタナケンの言葉に重なる大和先輩という存在、戦後に大阪でがんばっている元気な姿を見せた秋山……それらがあるからワテらしさがあるという気づきでもあった。
一方、最も身近な存在である愛助(水上恒司)は大学を卒業し、村山興業で働き始める。小夜に結婚を先こされたと語る愛助だが、金曜放送回ではそんな二人のもとに、村山興業の社長で愛助の母・トミ(小雪)から、二人の結婚を認める伝言が届く。しかし、その条件として出されたもの、それはスズ子が歌手を辞めるというものだった——。
スズ子の再生、小夜の幸福な旅立ちから一転、不穏な空気に包まれたまま物語は17週へと突入する。スズ子と愛助は、運命にどう翻弄されるのだろうか。
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