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【ガーデニング】素敵なバラ庭を目ざし、つるバラをきれいに誘引!

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吉原美奈子

【ガーデニング】素敵なバラ庭を目ざし、つるバラをきれいに誘引!(画像6)

イングリッシュローズの‘リアンダー’。シュラブ樹形で株バラのようにもなりますが、枝が伸びるのでつる仕立てが向きます。春はもりもりと元気に花をつけ、以降も花数は少なめですが返り咲きます。

枝と枝の間隔は20~30㎝ほど開けますが、太い古枝の部分には花がつかないので、シュートや新しめの枝と2本合わせて這わせてもよいのです。
また、オベリスクやアーチに誘引する場合は、枝を内側に通さず外側に沿わせます。内側に配置すると枝葉が込み合ってきたときに処理しにくく、病気の原因にもなります。

壁面やフェンスに誘引する場合は、枝が長い品種であればS字型を描くようにカーブをつけて誘引するとよいでしょう。
ただし、これは根が動いていない冬の時期にできることで、芽が動いていたら無理に曲げるのはやめて斜め上に這わせるのにとどめます。

枝を留める際は、枝先が上向きになるように細ひもやビニタイで留めるのが原則です。枝をきっちりと誘引すると構造物のラインがきれいに出て、ゆるく誘引すると風に枝が揺れるような自然な風情になります。

オベリスクのトップの飾りなど、構造物自体がおしゃれな場合、あえて全部をバラで覆わないのも一法です。満開の5月をイメージしながら自分好みの景色を作りましょう。

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オベリスクとは、園芸用の支柱の一種で、円柱状や四角柱状の塔のような形をしたものです。おもにバラやクレマチスなどのつる植物を誘引し、美しく仕立てるために使用されます。オベリスクを利用することで、植物を立体的に見せることができ、庭やベランダのアクセントとしても活用されます。

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植えつけとは、苗や苗木、球根などを土に植える作業のことを指します。適切な時期や深さを守ることで植物の発芽や発根が促され、順調な生育につながります。植物ごとに適した用土が望ましく、植えたあとはしっかり水やりをして根づかせることが大切です。植物の種類によって用土の種類や肥料の施し方が異なるため、事前に育て方を確認しておくと安心です。

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パーゴラとは、庭やテラスに設置される棚のことで、つる性植物を絡ませるために使われます。柱と、屋根の部分には横木などが添えられます。バラやクレマチス、フジなどを立体的に育てることができ、日陰をつくる涼しげな空間としても人気です。庭に奥行きや立体感を出したいときにも効果的です。

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トレリスとは、格子状に組んだ木や金属の支柱で、つる性植物を這わせるために設置される構造物です。クレマチスやバラなどの仕立てに使われ、立体的な演出やスペースの有効活用に役立ちます。庭やベランダに設置することで、植物の生長をサポートするだけでなく、景観のアクセントとしても優れた役割を果たします。

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シュートとは、植物の株元や枝から伸びる新しい枝のことを指します。​特にバラでは、勢いよく出た新しい枝は将来の主枝となる重要な枝であり、適切な管理が必要です。

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誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。

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株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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