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いつも綺麗に糊付けする「XSテープのり」貼れば紙は波打つことなく、ピンと平たい!

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小日向 京

子どものころ、お気に入りの消しゴムやをえんぴつを、かわいい筆箱に入れて持っていたマチュア世代のみなさんも多いことでしょう。文字と文房具に並々ならぬ関心と愛情をもつ、文具ライターの小日向 京さんに、封筒を貼るとき、こんなのりがあればすごく便利!とうれしくなる、テープのりを紹介いただきました。

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封書でよく使う、のり。
書類申請の際に何かを貼って提出する、ノートに紙片を貼っておく、といった用途でのりを使う機会も時にあります。

でんぷんのり、液体のり、スティックのりと様々なタイプののりがあるなか、日本のメーカーからテープのりが登場したのは1997年頃のこと。

プラスチック製のケースの中にはカセットテープのようにテープのりが巻いてあり、そのテープのりは「のり+プラスチックフィルムのベーステープ」の2層となっていて、転写ヘッド(のりを当てる部分)を通過するとのりは対象物に転写され、残ったベーステープはもうひとつのリールに巻き取られていく、という構造になっています。
これは手にのりが付くこともなく、快適なことこのうえありません。

それでも「けっこう大きくてゴロゴロしている」のが気になるテープのりではあり、今回は極めてコンパクトな「XS テープのり」の話をいたします。

パッケージ手書きの「とっても小さい!」が目印の、他にもホッチキスやはさみ、修正テープなどがあるシリーズとして、文具店やコンビニで目にしたこともあるのではと思います。

XS テープのりとシヤチハタ ネーム9との大きさ比較

認印でおなじみのシヤチハタ ネーム9と並べると、小さいことを実感します。

定価は税込330円(リニューアル型は税込396円、写真は旧型です)。使い切りタイプで詰め替えはできず、こんなに小さいのだから非常用で普段使いには向かないのでは? と思いきや、テープのりは幅5mm×8mとなかなかの容量。使い切りタイプは6mほどが主流で長くとも10mと思えば、8mはほど良い長さと言えます。A4サイズを三つ折りにして入れられる定形郵便サイズの封筒・長形3号の幅を120mmとして、66回貼ることができる概算です。

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