由美かおるさん・73歳。10代の頃の体型を今もキープしている秘訣とは?
その時に食べたいものを自由に食べる
健康な体づくりに欠かせないといえば毎日の食生活も。「食べることが大好き」な由美さんは、そのとき食べたいものを自由に食べている。
「お肉も大好きだけど、家で作る料理はおいしいおだしで野菜を煮るような、シンプルな和食が多いかな。 私は15歳で親元を離れてしまったのですが、舌が覚えているんですよね、母の味を。母の作ってくれた素朴な料理が、私の食の原点になっている気がしますね。おだしは昆布とかつおぶしでとり、毎朝具だくさんのみそ汁を食べています。おだしがおいしければ調味料も少なくてすむので、ヘルシーに仕上がります」
若々しい体をつくる毎日習慣③ おなかがすいたときに何でもおいしく食べる
「食べたいと思うものが、体が欲しているもの」というのが由美さんの考え。
「だからそのとき食べたいものを食べています。不思議なもので、体の声をちゃんと聞いていると、食べすぎてしまうこともないんですよ。朝は白米に具だくさんのおみそ汁、ヨーグルトと果物が定番メニュー。大好きな白米は、甘みが感じられるまでしっかり噛んで食べています」
健康で歩ける足があればどんなことも実現できると信じ、チャレンジを続けたい
70代の今も夢をもち続けている。
「おいしいものをたくさん食べるというのも、これからチャレンジしたいことの一つなんです」と笑うが、夢はまだまだ果てしない。
「全国で呼吸法のレッスンを開催していますが、日本だけでなく世界中で健康づくりのお手伝いができたらと。そのために英語のレッスンにも力を入れているところです。新たな気持ちで学び直している歌も、本当の意味で自分が楽しめる域に達するまで追求していきたい。できれば映画にも出演したいし、やりたいことは尽きません。人生はまだまだこれから。健康で歩ける足があればどんなことも実現できると信じて、チャレンジを続けたいと思っています」
※この記事は「ゆうゆう」2024年5月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
撮影/松木 潤(主婦の友社) ヘア&メイク/久保早苗
イラスト/さくらえりこ 取材・文/恩田貴子
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ゆうゆう2024年5月号
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