58歳 エッセイスト 広瀬裕子さんの暮らし【後編】「不要なものを減らすことで生まれる心地よさ」
日々を潤す、暮らしの工夫と心がけ
白髪を染め続ける負担を手放してあたらしい自分を楽しむ
毎月のヘナ染めをやめて1年半。信頼する美容師さんに相談しながら髪を巻いたりアップにしたり、アクセサリーを使ったり。かわいいアレンジも白髪なら甘さを緩和できると発見。悩ましい移行期の助けになればと、Web記事『クウネル・サロン』で経過を公開中です。
来客用の食器は持たず「10年後も使いたいか」を基準に無理なく収納できる数を厳選
以前は来客用食器も持っていましたが、自分のぶんだけに。詰め込むと使わなくなるので、この中に収まる量を厳選。吉田直嗣さんの白磁やヴィルヘルム・ワーゲンフェルトのガラスなど、人生の最期まで使いたいものばかりです。
色数をおさえて、心がざわつかない空間に
部屋のものは、木の家具と白・黒・グレーで統一。雑多な色使いは以前から好きではなかったけれど、空間設計に携わるようになり拍車がかかりました。読みかけの本を置いておくとその色が気になるので、本はモノトーンのカバーをかけてくれる「蔦屋書店」で購入しています。
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