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【ガーデニング】生長モードに入った4月のバラ。鉢植えは水やりがポイント!

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吉原美奈子

鉢植えバラには追肥が必要

限られた土で育つ鉢植えバラは肥料の消耗も激しいもの。冬の土替えの後に肥料をたっぷり与えていても、水やりで流れ出ているので追肥が必要です。
3月下旬~4中旬にバラ専用の肥料追肥として与えるようにします。また、液肥を10日に1回ほど与えるやり方もあります。

地植えのバラは冬の元肥を十分に与えているので追肥は特に必要ありませんが、植えて2~3年の旺盛に育っているバラであれば、様子を見て追肥を与えるのは問題ありません。その場合も4月中旬までに与え終わるようにします。

【ガーデニング】生長モードに入った4月のバラ。鉢植えは水やりがポイント!(画像6)

イングリッシュローズの‘ゴールデンセレブレーション’はアーチやフェンスによく使われ、輝くような黄金色が人気です。冬剪定で枝を短く切れば大きめの株バラにもなります。

消毒の回数は開花までの日数を考えて

バラは病害虫の被害を受けやすい植物です。薬剤散布は防除のかなめですが、環境と健康への影響を考え、散布回数をなるべく少なくするよう心がけたいものです。

筆者は5月の開花時期から逆算し、4月初旬と4月下旬に薬剤を散布しています。殺虫剤と殺菌剤を水で薄めて散布するのが基本ですが、バラの数が少なければ病気と害虫の両方に効くスプレー剤を使うのも便利です。

株をよく見てアブラムシがついていれば軍手をはめてつぶしたり、雑草をこまめに取り除くのも病害虫対策として引き続き行いましょう。

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アブラムシとは、植物の若芽や葉に群がり、汁を吸って生育を妨げる害虫です。ウイルス病を媒介したり、排泄物でカビが発生したりすることもあります。繁殖力が非常に強いため、早期の発見と駆除が重要です。対策としては、葉裏のチェック、捕殺、防虫ネットや黄色いものに集まる習性を生かした吸着テープの設置、またはアブラムシ専用の薬剤を使うのが効果的です。

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素焼き鉢とは、粘土を600~900℃で焼き上げた多孔質の鉢のことです。通気性や排水性が高く、植物の根に優しい環境を提供します。そのため、水分調整が必要な多肉植物やサボテン、観葉植物の栽培に適しています。また、自然な風合いが楽しめるため、ガーデニングや室内インテリアにも人気です。ただし、吸水性が高いため定期的な水やりが欠かせません。長期間使用する場合は、冬の凍結などで割れたり、ヒビが入ることがあります。

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植え替えとは、鉢植えや地植えの植物を別の場所や容器に移して育て直す作業を指します。生長に伴って根詰まりを起こしたり、用土の養分が不足したりした場合に必要で、植物の健康を保つために欠かせない手入れのひとつです。時期としては休眠期や生長初期が適していて、新しい用土や大きな容器、広い場所に植え替えることで根の活性化を促します。根の状態を確認しながら丁寧に行うことで、再び元気に育ちやすくなります。

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植えつけとは、苗や苗木、球根などを土に植える作業のことを指します。適切な時期や深さを守ることで植物の発芽や発根が促され、順調な生育につながります。植物ごとに適した用土が望ましく、植えたあとはしっかり水やりをして根づかせることが大切です。植物の種類によって用土の種類や肥料の施し方が異なるため、事前に育て方を確認しておくと安心です。

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根腐れとは、土の水はけが悪いことによって、植物の根が腐ってしまう状態をいいます。肥料の与えすぎでも根腐れが起こることがあります。根腐れをほうっておくと、葉がしおれたり枯れたりします。

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地植えとは、植物を鉢やプランターではなく庭の地面に直接植える方法のことで、根が土中に自由に広がるため株が大きく育ちやすく、水やりや肥料の持ちもよくなるといったメリットがあります。例えばバラや宿根草、樹木類などを長期間育てたい場合に適していて、植えつけの際には土壌の排水性や日当たり、風通しなどを考慮して場所を選ぶことが大切です。

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追肥とは、植物の生育期間中に追加で施す肥料のことです。​元肥だけでは不足しがちな栄養分を補い、植物の健全な生長を図ります。​

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若木とは、植えてからまだ間もない若い樹木のことを指します。特に3~5年程度経過した未成熟な樹を呼ぶ場合が多く、幹が細く枝葉も少ないのが特徴で、支柱によるサポートが重要です。また、この時期の木は生長が盛んなため、適切な水やりや肥料を心がけ、害虫や病気にも敏感なので丁寧な管理が求められます。元気な若木を育てることが、将来の見事な庭木や果樹の収穫につながります。

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肥料とは、植物が健やかに生長するために欠かせない栄養素を補給する材料のことです。おもにチッ素、リン酸、カリウムを三大要素とし、それぞれ葉の生長、花や実の形成、根の発達を助けます。有機質肥料と無機質肥料に分類され、有機質肥料は堆肥や骨粉など自然由来で、土壌改良にも効果的。一方、無機質肥料は成分が均一で即効性が魅力です。ガーデニングでは植物の種類や生長段階を考慮し、適切な肥料選びと施肥のタイミングが大切です。

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成木とは、植えつけから数年が経過し、十分に生長して実をつけたり、花を咲かせることができるようになった樹木のことを指します。例えば果樹園で見られるリンゴやモモの木も、成木になれば毎年安定して収穫が期待できます。成木になるまでの管理が重要で、剪定や害虫対策、肥料など細やかなケアが必要です。ガーデニングにおいては、この段階になれば見栄えもよく、大いに楽しむことができます。

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大苗とは、ある程度の生長を遂げた苗木のことを指し、特にバラや果樹の苗でよく使われる用語です。根がしっかりと張り、幹や枝が太くなっているため、植えつけ後の活着率が高く、すぐに花や果実を楽しむことができるメリットがあります。

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元肥とは、植物を植える前や植えつけ時に、あらかじめ土に混ぜ込んでおく肥料のことです。追肥とあわせて行うと元気に育ちます。

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