私らしく生きる 50代からの大人世代へ

人気記事ランキング 連載・特集

【結婚式での親のマナー】主催者側が用意するご祝儀やお礼の目安は? 50代から心得ておきたい冠婚葬祭の常識

公開日

更新日

ゆうゆうtime編集部

結婚式の主催者側の祝儀袋の表書き

媒酌人へのお礼

【水引】赤白または金銀の結びきり
【のし】あり
【表書き】御礼または寿

媒酌人・主賓へのお車代

【水引】赤白の結びきり
【のし】あり
【表書き】御車代

式場、宗教者へのお礼

(「挙式料」とは別に、宗教者にお礼を渡す場合)
【水引】赤白または金銀の結びきり
【のし】あり
【表書き】献金(協会式)、初穂料(神前式)、御布施(仏前式)など

司会役の知人や受付、撮影などの係の知人へのお礼

【水引】赤白の結びきり
【のし】あり
【表書き】御礼

引き出物

【水引】赤白の結びきり
【のし】あり
【表書き】壽、寿

披露宴出席者以外へのお返し

【水引】赤白の結びきり
【のし】あり
【表書き】内祝

交通費を誰がもつか、招待状に明記する

遠方や海外の結婚式にどうしても出席してほしい場合、宿泊費と交通費は全額負担しましょう。あらかじめ、その旨を招く相手に伝えてください。

「来てくれたらいいな」くらいならば、たとえば「宿泊費はこちらでもたせてください。申し訳ないのですが、交通費はご負担をお願いします。お祝いは不要です」などと交通費と宿泊費について招待状に明記。招かれた側が、費用のことなどで出欠を迷ってしまうことのないようにしましょう。

経費の負担については、親戚分は親が負担し、友人関係については本人たちが負担するなど、親子できちんと話し合ってから招待状を発送する必要があります。


※この記事は『50代からの冠婚葬祭きちんとマナー』岩下宣子監修(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。

※2023年11月5日に配信した記事を再編集しています。

★あわせて読みたい★

【結婚式のマナー】若い世代の結婚式に招待されたときの振る舞い方Q&A。50代から心得ておきたい冠婚葬祭の常識 【結婚式のマナー】若い世代から結婚の招待状が届いたときの返信のルールとは?50代から心得ておきたい冠婚葬祭の常識 【結婚祝いの相場】甥や姪の結婚式でいくら包めばいい?50代からおさえておきたい冠婚葬祭のマナー
監修者

現代礼法研究所主宰

岩下宣子

共立女子短期大学卒業。全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流の小笠原清信氏のもとでマナーを学ぶ。1985年、現代礼法研究所を設立。多数の企業や公共団体などでマナーの指導、研修、講演、執筆活動を行う。NPO法人「マナー教育サポート協会」理事長。『美人のことば練習帖』(三笠書房)、『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』(KADOKAWA)、『書き込み式おつきあいを大切にする安心メモリー帖』(池田書店)、『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)など、著書、監修書多数。

共立女子短期大学卒業。全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流の小笠原清信氏のもとでマナーを学ぶ。1985年、現代礼法研究所を設立。多数の企業や公共団体などでマナーの指導、研修、講演、執筆活動を行う。NPO法人「マナー教育サポート協会」理事長。『美人のことば練習帖』(三笠書房)、『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』(KADOKAWA)、『書き込み式おつきあいを大切にする安心メモリー帖』(池田書店)、『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)など、著書、監修書多数。

50代からの冠婚葬祭きちんとマナー Kindle版

岩下宣子監修
主婦の友社刊

暮らしもおつき合いの幅も縮小していく大人世代。そんな中でも、最低限おさえておきたい冠婚葬祭のしきたりや、お中元、お歳暮、お見舞いなど、日々のおつき合いにおけるお金の相場やマナーをわかりやすく解説。年金生活者やそのプレ世代が、負担を減らしながらも気持ちをしっかりと伝えるために役立つ常識が満載です。

※「詳細はこちら」よりAmazonサイトに移動します(PR)

詳細はこちら
この記事の執筆者

PICK UP 編集部ピックアップ