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「70、80になってからじゃ遅い」60代の今こそすべきリフォーム【12のヒント】水回りより優先するのは?

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ゆうゆうtime編集部

Tips 09 夫との良好な関係は「ひとりになれる場所づくり」から

60代前後で夫婦ふたり暮らしの場合、それぞれの個室を希望する方が多いですね。使わなくなった子ども部屋などがない場合も、中央にクローゼットを設けてひと部屋をゆるく仕切り、夫婦それぞれのスペースをつくることは可能です。

夫専用の書斎かデスクコーナーをつくるのもおすすめ。リタイアして在宅時間が増えると、自分の居場所がないと感じる方もいるようです。夫婦円満の秘訣は、ひとりになれる場所があることかもしれません。

Tips 10 予算がなくても壁の1面だけクロスを変えてリフレッシュ!

予算は少ないけれど部屋を変えたいという場合は、「気持ちがアガる」インテリアリフォームがいいかもしれません。たとえば、リビングの壁の1面だけ海外の素敵な壁紙で仕上げてお気に入りのひとりがけソファを置く。味気ない寝室のクローゼット扉をエレガントなかまち扉(枠材つきの扉)に変えてミラーもとりつける、など。

プチリフォームでも好みのコーナーはつくれますし、そんなコーナーがあれば毎日元気に過ごせるのではないでしょうか。

Tips 11 ひとり暮らしなら、優先したいのはご近所さんとの関係づくり

ひとり暮らしの場合、転倒を防ぐためのバリアフリー工事や、防犯用の設備の設置などは、安心・安全につながる大事なこと。それに加えて、いざというときに力になってくれるのは「近くの他人」だったりします。

エレベーターなどで顔を合わせるご近所さんに、「ひとり暮らしなんです」「娘がいるんですが今は遠方に住んでいて」などと差し支えない範囲で身の上を話し、親睦を深めておくと、普段から何かと気にかけてもらえる気がします。

Tips 12 暑さ・寒さ対策を万全にしたい実家リフォーム

リタイアを機に故郷にUターンして、実家をリフォームして暮らそうと計画している方もいることでしょう。一概には言えませんが実家は築年数が経過していることが多く、寒くて暮らせないということがよくあります。

床暖房を設置したりペアガラスの窓にするなど、リフォームでしっかり暑さ・寒さ対策をしておくと、自分が快適に暮らせるだけでなく、人に貸したり売却したりがしやすくなるというメリットがあります。

※この記事は『60代からの小さくて明るい暮らし』主婦の友社編(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。

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