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「おしゃれな色合いにキュンです」花に見立てた多肉植物の寄せ植えを作ってみよう

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園芸ガイド編集部

多肉植物の淡い色を利用してスイーツやジュエルのようなおしゃれな寄せ植えに仕立てる、多肉スタイリストのkurumiさん。唯一無二の作品はファンも多く、寄せ植え講座はすぐに満席になってしまうほど大人気。そんなkurumiさんに、はじめてでも楽しめる、季節の花をイメージした多肉植物の寄せ植えの作り方を教えてもらいました。

多肉植物の寄せ植えづくりは楽しい!

花の寄せ植えってなんだか難しそう…
花は好きなのだけれど、すぐに枯らしてしまう…
そんな人にぜひ挑戦してもらいたいのが多肉植物の寄せ植えです。
多肉植物はじょうぶで育てやすいうえに、乾燥にも強いので世話がそれほど難しくありません。不思議なフォルムと、パステルカラーに心惹かれる人も多いことでしょう。
また、多肉植物の寄せ植えは、手のひらに乗るような小さなアレンジメントが一般的(もちろん苗をたくさん使った大作もありますが…)。小さなスペースに苗をちまちまと寄せていく楽しさがあり、できあがったフォルムや世界観がとってもかわいいんです。
これなら、なんだかできそう! と思いませんか?

「少ない品種で映える」をテーマに2~4品種の多肉植物で作れる、ホーローデミカップの寄せ植え。多肉植物専用の固まる土で使用しているため、土こぼれの心配もなく水やりもラクチン。

春の定番花「ミモザ」をイメージした寄せ植え

今回紹介するのは、ミモザをイメージして作った寄せ植え。ミモザといえば、黄色い房状の花を枝にぶら下げ、春の訪れを告げる人気の常緑小高木。シルバーグリーンの細い葉がやわらかな印象で、ドライフラワーとしても楽しめます。とても成長が速く大きくなるので、実際に木を植えるとなるとスペースの確保も大変です。
ミモザをイメージした多肉植物の寄せ植えでは、ミモザ色のふわふわ感を演出できる品種を集めて作りました。ミモザを切り花で飾るように、小さいながら存在感のある鉢ができあがります。多肉植物は長持ちするので、ミモザの季節が終わってもぜひ長く愛でてほしい寄せ植えです。さわやかな色合いなので、これからの季節にもぴったりです。

苗選びは見ためと成長後を考えながら

❶ダフネ
❷斑入りタイトゴメ
❸アポレイポン
❹アクレアウレウム

基本の寄せ植えでは、バラのような花の形で存在感のあるエケベリア類を主役にして、成長が速くグラウンドカバーなどにも使えるセダム類をわき役として植えます。セダム類は、地面に這うように広がるもの、茎が立ち上がるもの、枝がしだれるものなど、生育の形が多様なのでそれを生かせるところに植えるといいでしょう。

今回選んだ苗は以下の通り。
つやつやしたジェリービーンズのような葉が特徴的な「ダフネ」を主役に、「斑入りタイトゴメ」、「アポレイポン」、「アクレアウレウム」といった、セダムでもイエローが美しい品種をセレクト。とくに、アクレアウレウムは、春になると黄色くホワンとした新芽が出てきます。このやわらかな風合いがミモザの花にそっくり!

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