【ガーデニング】ブルーベリーにラズベリー。初心者でも育てやすい美味しいベリーの仲間5選
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光武俊子
真っ赤に実る房が注目の的【レッドカラント】
収穫:6~7月
形態:落葉低木
日本ではフサスグリと呼ばれるように、ブドウのような房なりの真っ赤な実が輝いて目立ちます。名前にベリーはつきませんが、ベリーの仲間として流通。実はそのまま食べると酸味が強いので、スイーツの彩りやジュース、花材などに用います。
日当たりがよいと実つきが多くなりますが、夏の高温は苦手なので午後からは半日陰などに移動して、風通しよく育てましょう。
長い収穫期が魅力で育てやすい【ワイルドストロベリー】
収穫:ほぼ一年中
形態:常緑多年草
名前のとおりイチゴの野生種で、とても丈夫なハーブです。常緑性で白い小花をよく咲かせ、1株あれば年間通してポツポツと実をつけます。果物売り場に並ぶイチゴに比べると小粒ですが、甘酸っぱい味わいです。日当たりよい場所で育てれば、植えっぱなしでOK!
手間なく栽培できて、ワイルドな味わいが楽しめる
果樹というと、栽培のハードルがやや高く感じられるかもしれませんが、今回紹介したベリーの仲間は手間のかからないものばかり。日当たりのよい場所で育てれば、病害虫の心配もほとんどありません。
ただし、鉢植えで育てる場合、限られた用土で毎年実をならせるためには、冬や実のなる直前、収穫後など2~3回、油かすなどの有機肥料を施しましょう。また、冬には1~2年ごとに植え替え、実つきのよい新しい枝を伸ばすように剪定をします。
花を咲かせるのとはまた一味違うガーデニング。おいしい果実を楽しみに、季節感もたっぷり味わってください。
※2023年7月12日に配信した記事を再編集しています。
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