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その「怒り」はコントロールできる!爆発した怒りをしずめる3ステップ

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ゆうゆうtime編集部

「自分基準」の言葉を使う

言葉は大きな力を持っています。

「〜しないように」「〜されないように」など、他人を主体にした「他者基準」の言葉が習慣になっていると、考え方まで他者基準になってしまいます。

相手を敬う言葉を使おう、できるだけていねいな言い方をしようと思うあまり、不必要なところでも「他者基準」の言葉を使ってしまいがちなのが、いまの日本社会。

相手を不快にさせないことは大切ですが、「他者基準」の言葉は自分の主体性を消してしまい、本当の自分がどこにいるのかわからなくなるのです。

そんな状態を改善する効果的な方法が、「〜しないように」を 「〜するために」、「〜されないように」を「〜させるには」など、 言葉のパターンを「自分基準」に変えること。

さらに、「〜しないといけない」を禁句にし、「〜する必要がある」に言い換えると、義務感ではなく主体的に物事に取り組めます。

とりあえずひとつ、 意識して変えてみましょう。それが突破口となって主体的な思考が戻り、ブレない軸ができてまわりの反応も変わります。

「他者基準」をやめて「自分基準」の言葉にする

●「〜しないように」→「〜するために」の例
「遅れないように」→「間に合わせるために」

●「〜されないように」→「〜させるには」の例
「(提案などを)非難されないように」→「理解を得るためには」

●「〜しないといけない」「〜べき」を禁句にする
たとえ本当にしないといけないことであっても、「〜する必要がある」と言い換えることで、義務感よりも主体性が強まる。

「〜しないといけない」「〜べき」という言葉が習慣になっていると、好きでやっていることでも義務感が生まれて苦しくなることがある。

※この記事は『おうちメンタルケア入門 不安をそっと手放す方法』ベスリクリニック監修(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
※2022年12月16日に配信した記事を再編集しています。

監修者

メンタルクリニック

ベスリクリニック

ストレスでメンタル不調をかかえる人が多い現代社会。体づくりをするトレーニングジムがあるように、メンタルをすこやかにととのえる場所が必要という考えをもとにベスリクリニックは生まれました。こころ、脳、体はつながっており、トータルで治療を行えば、薬は最小限、症状によっては薬は不要です。メンタルケアの方法はひとつではありません。医師の診断に基づき、その人にもっとも合う治療を選べることもべスリクリニックの特徴です。

ストレスでメンタル不調をかかえる人が多い現代社会。体づくりをするトレーニングジムがあるように、メンタルをすこやかにととのえる場所が必要という考えをもとにベスリクリニックは生まれました。こころ、脳、体はつながっており、トータルで治療を行えば、薬は最小限、症状によっては薬は不要です。メンタルケアの方法はひとつではありません。医師の診断に基づき、その人にもっとも合う治療を選べることもべスリクリニックの特徴です。

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