災害に備えて最低限、用意しておきたい備蓄品はコレ!【防災のプロがアドバイス】
令和6年能登半島地震のような大きな地震が、いつ日本を揺るがすかわかりません。さらに地球環境の変化から、河川の氾濫や土砂崩れなどの風水害が毎年のように起きています。災害から命を守り、自分らしく暮らすために何をすべきか、防災のプロ・辻直美さんに伺いました。
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お話を伺ったのは
辻 直美さん 国際災害レスキューナース
つじ・なおみ●国境なき医師団の活動で上海に赴任し医療支援を行う。帰国後、阪神・淡路大震災を経験して災害医療に目覚め、JMTDR(国際緊急援助隊医療チーム)にて救命救急災害レスキューナースとして活動。
現在はフリーランスのナースとして講演や防災教育をメインに、要請があれば被災地での活動も行う。
備蓄品は最低10日を乗り切れるように
備蓄品は多すぎると生活スペースを圧迫してしまうので、最低10日乗り切れる量を目安に用意したい。そして、普段の暮らしで使いながら、減った分を補充していくローリングストックを心がけよう。食品や生活用品などは、自分の好みに合ったものを用意するのがおすすめ。
「非常時だから我慢しようではなく、非常時だからこそ好きなものを食べ、好きな香りをかいでご機嫌になろうという発想で用意しましょう。食べ物だって、防災食だけではイヤになります。自分の好きなスイーツなども必ず準備して!」
『ゆうゆう』2025年1月号
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