【ガーデニング】大きな花を華やかに咲かせる多年草【皇帝ダリア】の育て方
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光武俊子
皇帝ダリアをコンパクトに育てるには
鉢栽培は地植えに比べ、草丈を低く抑えられます。さらに茎の先端を摘み取る「摘芯」をすることで、コンパクトな株に! 摘芯するとその下の節から脇芽が2本伸び、茎の数がふえるので花数もふえるメリットがあります。
しかし、すでに日が短くなっている時期には花芽ができているので、摘芯すると花芽を落としてしまいがち。摘芯は8月までに終わらせましょう。8月までなら、草丈1mくらいから何回繰り返してもOKです。
ダリアの茎は空洞で水が溜まると腐りやすいため、摘芯は晴れた日に行って、切り口には殺菌剤を塗ったりテープを張るのがおすすめです。
上手に摘芯できれば、花壇の後方などに植えてほかの草花と組み合わせも楽しめます。また、最近は華やかな花のまま比較的コンパクトに育つ園芸品種も登場しています。
皇帝ダリアを育てるときに気をつけること
皇帝ダリアを大きくのびのび育てたい場合は、植えつけ時にしっかりした支柱を組み上げておきましょう。草丈が高くなると、風でかなり揺れるため頑丈な支柱が必要です。
茎が倒れたり、花がらが散って、ご近所に迷惑がかかる恐れもあるので、十分気をつけて花を楽しみたいものです。
※2023年9月13日に配信した記事を再編集しています。
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