お話を伺ったのは
ヘアメイク職人　化け子さん

ばけこ●本名・岸順子。
日本トップクラスのベテラン女優から愛され、35年以上もの長きにわたり芸能界で活躍し続ける現役バリバリのヘアメイク職人。
現在58歳の自身の顔にあるシミやたるみをサンプルに、加齢事象の悩みをヘアメイクで解決するYouTubeチャンネルは、登録者数38万人超と大人気。

自身の顔にある加齢サインをサンプルにメイク術を発信

シミ、シワ、たるみ。加齢サインを目の当たりにし、何とか対処しようとメイクをするも、ファンデーションはシワに入り込むし、シミを隠すのにも一苦労。もう面倒だから、メイクは諦めてしまおうかという気持ちも出てきた……。きれいでいたい気持ちと、年齢には抗えないという思いの間で揺れ動いているのが、ゆうゆう世代の皆さんなのではないでしょうか。

私も同じ気持ちを味わってきたひとり。女優さんをきれいにすることには長けていましたが、裏方である自分自身の美容に手をかけている暇はなし。50歳を超えて、気づいたときにはほおに大きなシミが……。でも、そこに共感してくださる同世代の視聴者の方がたくさんいて、それなら自分の加齢サインをサンプルに、多くの女性の悩みをヘアメイクで解決していこうとYouTubeでの活動を始めました。

54歳でYouTuberデビュー！

ヘアメイク職人として多くの現場で女優メイクを手がけつつ、人気美容系YouTuberとしても活躍中。シミ消しテクや老けないアイメイクを伝授するYouTubeチャンネル「ヘアメイク職人_化け子」が大人気。

ほんの少しの工夫でもっときれいになれる

私が伝えたいのは、ほんの小さなことできれいでいられるということ。今回は、50代、60代、70代のゆうゆうモデルのリアルなお悩みを解消しながら、今日からすぐにまねできるヘアメイク術をご紹介します。諦めなくていいし、頑張りすぎなくてもいい。心のモヤモヤをメイクで払って、もっと輝く笑顔を手に入れましょう。

化け子メソッドが詰まった著書も好評

著書に、悩める大人世代向けのメイク方法をまとめた『化け活。』や、一般女性のリアルな加齢悩みを解決する様子をマンガ化した『48歳からのメイクの強化書 笑って学べるマンガで化け活。』（ともに主婦の友社）がある。

48歳からのメイクの強化書 笑って学べるマンガで化け活。

化け子著　
主婦の友社刊

シワ、シミ、くすみ、肝斑……。悩みがありすぎて「最近メイクがちっとも楽しくない」と感じている40代、50代に手に取っていただきたい、笑って、泣けて、役に立つアイデアがちりばめられたメイクの強化書が完成しました。

自前の赤ジャージを身につけた化け子が、8名のリアルすぎる加齢悩みを解決すべく奮闘します。

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化け活。

化け子著　
主婦の友社刊

40代・50代以上の老け顔に悩む女性を救うバイブルが登場！　ヘアメイク職人・化け子の目からウロコのメイクメソッドを1冊に。

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【化け子さんのメイクテクニックは次の記事以降で紹介します】

※この記事は「ゆうゆう」2024年10月号（主婦の友社）の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

撮影／鈴木希代江　取材・文／政年美代子

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