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奇跡の67歳「100歳まで健康でいるために」している日課を大公開!継続するコツとは?

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青木奏子

「奇跡の67歳」と話題の美容ジャーナリスト・天野佳代子さん。その可愛らしさが評判となり、最新の書籍『10年前より可愛くなる 大人美容の正解』(主婦の友社)は予約注文が殺到。発売前に重版が決定しました。前回は大人世代共通の睡眠に関するお悩みに迫りましたが、今回は天野さん流「健康寿命の伸ばし方」に迫ります!

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【奇跡の67歳・天野佳代子さん】愛用するニトリの快眠グッズを紹介!どうしても眠れない時の対処法も

PROFILE
あまの・かよこ●美容ジャーナリスト。1957年東京都生まれ。20代で美容ライターとしてキャリアをスタートし、美容専門誌『美的』のエディトリアルディレクター、大人の女性向けの美容専門誌『美的GRAND』の創刊編集長を歴任。現在は美容ジャーナリストとして、書籍や雑誌の他、YouTubeチャンネル『天野佳代子のオトナ美容【歳をとるのは怖くない】』で情報を発信している。近著に『10年前より可愛くなる 大人美容の正解』(主婦の友社)。

100歳まで元気にいたい! ウォーキングと筋トレを習慣に

睡眠につづき、2つめの質問です。
「100歳まで元気でいたい」と公言している天野さんですが、健康寿命へのモチベーションはどんなところからくるのでしょうか。

「やはり、人のお世話になりたくないからですね。私は子供がいないのですが、例え子供がいても同じ気持ちだったと思います。最期まで自立して誰にも迷惑をかけずに生きていたいっていうのが大きな目標です。この年まで生きていると、色んな人を先に見送るっていうことがずいぶんあって。昔は自分よりも年齢が上の親族でしたが、最近は同世代の友人が増えてきました。母親が脳梗塞になって、10年以上家族みんなで介護もしましたし」

具体的には、健康のためにどんなことを日課にしているのでしょうか?

「いつまでも自分の足で歩けるようにと始めたのがウォーキング。1日1万歩が目標で、基本的に移動は徒歩です。仕事中はパソコンやタブレット、カメラも持ち歩くので荷物がかなり重いのですが、『タクシーは乗らない』『一駅なら歩く』を心がけています。万歩計やスマホのアプリでその日の歩数がわかるようにしておくと、意識が高まりますよ。『まずい、まだ5000歩しか歩いていない。じゃあ、もう少し歩こう』って。ただ余裕がないとできないことではあるので、無理はしないことが続けるコツだと思います」

筋トレもされているとお伺いしました。

「20年ほど前から週に一回筋トレしています。始めた当初はダイエットが目的だったのですが、東日本大震災の経験が意識を変えました。というのも、当時8㎏と5㎏という重量級の猫を飼っていて、災害時に『この子たちを抱えて逃げることができるのか?』と自答した時に『無理だ』と悟ったから。その時から筋トレは『やせる』から『力もち』になるにシフトしました。現在猫はいないのですが、いざという時に人様に迷惑をかけないように、少しでも誰かのお役に立てるよう筋肉を鍛えています。私はトレーナーさんに見てもらっていますが、自宅でも簡単にできますよ」

自宅でできる筋トレをちょい見せ!

裸足で行う自重トレーニング。足下はフカフカのクッ ションなどを敷いて、わざと不安定にしてスクワットを 行うと、より下半身が鍛えられます。10回を2セット。(『10年前より可愛くなる 大人美容の正解』より抜粋)

脚を前後に開き、腰を落として戻すを繰り返すランジ。男 性も音を上げるトレーニング。太ももの前と後ろが鍛えら れ強健な下半身になります。(『10年前より可愛くなる 大人美容の正解』より抜粋)

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