50代の「疲れているのに4時間しか眠れません」内科医がアドバイス 脳を休ませる簡単な方法とは?
自分なりのストレス解消法を持って
夢を見るのは、「その日にあった出来事を整理して、記憶を定着させる」「ストレスを緩和させる」などの理由からです。
ノンレム睡眠、レム睡眠という質の違う睡眠状態が90分サイクルの中で繰り返し現れ、それを4~5回繰り返して目覚めるのが、一般的な睡眠のリズムです。90分の間で、二つの状態が占める割合は異なっています。眠り始めはノンレム睡眠がほとんどを占めていますが、起床時間に近くなってくるとほとんどがレム睡眠になってきます。
ノンレム睡眠は昼間に使った脳を休める時間。レム睡眠はエネルギーを節約して体を休める睡眠ですが、脳は比較的活発に働いているので、夢を見やすいと言われています。
嫌な夢を見るのは、その日にあった出来事を違う角度から見させているのかもしれませんね。いずれにしも、夢を見ることもストレス発散の一種なので、あまり気にしすぎないようにしましょう。
対処法は、ストレス発散法を見つけること。ヨガやゴルフなどの運動でもいいですし、カラオケに行く、ガーデニングなどなど、好きなこと、自分が楽しめることなら何でもかまいません。日常生活で上手にストレスを発散できるといいですね。
50代以降の睡眠のお悩み/内科医 石原新菜先生のアドバイス
・目を閉じるだけでも脳は休まる
・寝る1~2時間前にお風呂に入り芯から温まる
・好きなことをして日頃からストレス発散!
▼次回は、50代の体重増加と“浮き輪肉”について婦人科医に伺います。水曜日配信の予定です。▼
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