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【ガーデニング】人気YouTuber“オニちゃん”の傑作ぞろい!リングバスケット&寄せ植え

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更新日

園芸ガイド編集部

待ちに待ったガーデニングのシーズン到来!
秋から初冬にかけての園芸店は、花苗が次々とそろい、ワクワクが止まらない時期。
オニちゃんこと「オニヅカ」の井上店長が、バリエーション豊かな花材を使って制作したリングバスケットと寄せ植えを紹介します。

▼冬も咲き続けるガーデニング▼
【ガーデニング】寒さの中で咲き続けるパンジー&ビオラ 春には大株に!

監修者
井上盛博

「元気で活きのいい植物&マルシェ オニヅカ」店長

福岡県朝倉郡の園芸店「元気で活きのいい植物&マルシェ オニヅカ」店長。
毎週動画を配信しているYouTube「オニちゃんねる」、
最新書籍『オニちゃんの寄せ植えパーフェクトBOOK』(小社刊)も好評。

福岡県朝倉郡の園芸店「元気で活きのいい植物&マルシェ オニヅカ」店長。
毎週動画を配信しているYouTube「オニちゃんねる」、
最新書籍『オニちゃんの寄せ植えパーフェクトBOOK』(小社刊)も好評。

冬を感じさせる赤系パンジーをセレクト

使う花材によってイメージをがらりと変えられるのが、リングバスケット作りのおもしろさです。
鮮やかな花色が目を引くパンジー1種のみを使って、シンプルながらインパクトのあるリングバスケットになりました。パンジーは同じ品種でも花色が微妙に異なるものを選ぶと、グラデーションが生まれて、よりナチュラルな雰囲気になります。

寄せ植え図>
(A) パンジー‘アンティ プティシャトン’
▲コプロスマ、ヘデラ、ロータス‘コットンキャンディー’、サントリナ、ヤブコウジを株分けしてランダムに
リングバスケットの大きさ/直径28cm、高さ9cm

冬の玄関先に飾りたい清潔感のあるホワイトリング

当店で絶大な人気を誇るホワイトリング。晩秋~初冬にかけて出回るさまざまなハボタンの中から、バラの花のようなエレガントな品種をチョイス。ほかの花もリーフプランツもホワイトとグリーンで統一しました。鮮やかな色がなくても、リングバスケットだと逆に目を引くから不思議。葉が線状のベアグラスを1カ所入れているところがポイントです。

寄せ植え図>
(A) ハボタン‘フレアホワイト’
(B) ビオラ‘ディージェイ’
(C) ベアグラス
▲ヘデラ‘白雪姫’、ロータス・クレティクス、シロタエギク‘シリウス’、スイートアリッサムとシルバーレースの混合苗を株分けしてランダムに
リングバスケットの大きさ/直径34cm、高さ9.5cm

クリスマスを意識したシックな晩秋の寄せ植え

秋が深まってくるころに作りたい寄せ植えです。濃い緑の葉と赤いつぼみのスキミアを中心に、プランター型の鉢に植えて小さな花壇のように。各所に入れた多種の植物は、植える前に根をていねいにほぐし、下葉もきれいに取り除くなどして整えます。クリスマスを意識していますが、春まで長く楽しめる、ちょっと豪華なひと鉢です。
※後半で<寄せ植えの作り方>を紹介。そちらもぜひチェックしてください!

寄せ植え図>
(A) ビオラ‘フロステッドチョコレート’ 
(B) パンジー‘ポンゼヴェールCOCO’ 
(C) スキミア
(D) ネメシア‘セブンスヘブン’ 
(E) オステオスペルマム 
(F) カルーナ 
▲G カレックス‘アウバウム’(株分け
(H) ヘーベ‘ハートブレイカー’ 
▲I オレガノ(株分け
( J ) クローバー 
▲K ロフォミルタス‘マジックドラゴン’(株分け
鉢のサイズ/32cm×15cm、高さ18cm

プレゼントしたくなる人気の花を集めたバスケット

やさしく穏やかな雰囲気のパステル調の花を集めたバスケット。ビオラ、スイートアリッサム、ネメシアともに寒さに強く、秋から冬、そして春まで長く楽しめます。このバスケットは防水性の高い素材を使ったシリーズ。耐久性があり長く使えます。定番かつ人気の花の寄せ植えなので、このままプレゼントにしてもいいですね。

寄せ植え図>
(A) ビオラ‘神戸べっぴんさんビオラ ミカさん’(新品種
(B) スイートアリッサム
(C) ネメシア‘フラミンゴ’
(D) コプロスマ
バスケットのサイズ/直径17cm、高さ20cm

緩効性肥料とは、肥料成分がゆっくりと土壌中に溶け出し、長期間にわたって植物に栄養を供給するタイプの肥料です。追肥、元肥のいずれにも使用され、施肥の手間を減らすことができます。

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プランターとは、ガーデニングにおいて花や植物を育てるための容器のことです。素材はプラスチックや陶器、木材などさまざまで、軽量で移動しやすいプラスチック製が初心者に人気です。ベランダや玄関先など、限られたスペースでも植物を楽しむために適しており、野菜やハーブの育成にも広く活用されています。デザインやサイズも多様で、目的や場所に合わせて選ぶことで、ガーデニングをより楽しく演出するアイテムとして役立ちます。

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植えつけとは、苗や苗木、球根などを土に植える作業のことを指します。適切な時期や深さを守ることで植物の発芽や発根が促され、順調な生育につながります。植物ごとに適した用土が望ましく、植えたあとはしっかり水やりをして根づかせることが大切です。植物の種類によって用土の種類や肥料の施し方が異なるため、事前に育て方を確認しておくと安心です。

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寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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鉢底網は、鉢植えの底に敷いて使う網で、土が鉢の穴から流れ出るのを防ぎます。害虫の侵入を防ぐ効果もあります。鉢底の穴が小さかったり、底が網状になっていたりする鉢の場合には使用する必要はありません。

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鉢底石とは、鉢植えの一番下に敷く軽石などの石のことで、水はけをよくするために使います。鉢の中に水がたまりすぎると根腐れの原因になるため、鉢底石で排水性を高めることが重要です。再利用が可能なので、キッチン用の水切りネットなどに入れて使用すると便利です。

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株分けとは、植物の株を分割してふやす繁殖方法の一つで、多年草によく用いられます。根元から芽がふえた部分を切り分け、別々に植えつけて育てます。古くなった株を切り分け、株を若返らす目的でも行われます。

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培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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ゴロ土とは、鉢底に敷くための比較的大きめの粒の土や砕石のことで、排水性を高め、根腐れを防ぐ目的で使われます。通常、鉢植えを行う際にはまず鉢底にゴロ土を敷き、その上に培養土を重ねて植え込みます。使用する素材としては軽石や赤玉土の大粒、砕けた瓦片などが一般的で、通気性と水はけのバランスを保つために推奨されます。鉢底ネットと併用するとより効果的で、植物の根が健全に育つための環境を整えるうえで、初心者でも覚えておきたい基本テクニックの一つです。

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根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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