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【ヒートショック】や【転倒】を防ぐために、年金世代が行いたいリフォームのポイントとは?

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ゆうゆう編集部

ポイント④ 絶対に散らかさない「客間」をつくる

玄関横にある和室には広い床の間、雪見障子、掘りごたつがあり、まるで旅館の一室のよう。

「ここは来客用のスペースです。生活感のあるものはいっさい置かないようにして、すっきりと。不意のお客さまがいらしても、このお部屋があれば安心」(宣子さん)

「いい部屋を造らせてもらった」と大工さんも満足の和室。椿やつげなど木材にもこだわりが。

ポイント⑤ 収納は天井まで&造りつけが使いやすい

リフォームでこだわったのが、造りつけの収納スペースを設けること。天井までのスペースをムダなく使うことで、収納力たっぷり&見た目もスマート。

「着物を入れる和だんすだけを残して、他のたんすや食器棚など、大きな収納家具は処分しました」(義弘さん)

キッチンは倍の広さにして造りつけの食器棚と大きな収納庫を造った。造りつけだと地震時に転倒の心配もない。

キッチン裏の収納庫

ポイント⑥ 妻と夫のスペースは分ける

夫のもので多かったのは書籍、妻のもので多かったのは衣類。そこで、中庭だった部分に書庫とクローゼットを設けた。

「背表紙が見えるように並べられて、使いやすい」(義弘さん)、「娘にずいぶん場所をとられたけれど、使いやすく収納できています」(宣子さん)

妻のクローゼットは季節ごとに分けて収納。「あの服はどこかな?」と服を見つけにくいことも、もうない。

夫の書庫は、ジャンルごとに本が並べられ、まるで図書館のよう。眺めているだけでも楽しい。

がっかり! 犬スペースがムダに……

リビングの一角に犬専用スペースをつくったが、愛犬は気に入らず。今は物置として使用中。

※この記事は「ゆうゆう」2022年11月号増刊(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

撮影/橋本 哲

※2024年7月10日に配信した記事を再編集しています。

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